ダンス＆ボーカルユニット・三代目J Soul Brothers（以下JSB）と二代目J Soul Brothers（以下同）が初共演したライブツアー『EXILE TRIBE』の最終公演が7日、さいたまスーパーアリーナで行われた。二代目JSBの登場は2009年3月に7人全員がEXILEへ加入して以来。EXILEでも活躍するSHOKICHIは「二代目JSBとしては1回もツアーを行ったことがありませんでした。時間が経って昔は立つことができなかったステージで、今三代目とパフォーマンスする喜びを実感しています」と自身らの成長を噛み締めた。

　1万5000人のファンが詰め掛けたライブでは二代目JSBの「FREAK OUT」や、三代目JSBの「LOVE SONG」と新曲「FIGHTERS」（9月7日発売）、「Choo Choo Train」のほかパフォーマーダンスバトルなどアンコールを含む全25曲を披露。神戸ワールド記念ホール、さいたまスーパーアリーナ2ヶ所で観客総動員数15万人を記録した全15公演のファイナルにふさわしい盛り上がりを見せた。

　二代目JSBからEXILEに加入し、さらにNAOTOとともに三代目JSBのリーダーを務めるNAOKIは「ここから見る景色、最高です！ 二代目として久しぶりに7人でステージ立てて、三代目としてもこうやって初めてツアーをやれて、嬉しく思います！」と充実の表情。二代目JSBのNESMITHもツアーを振り返り「皆さんと同じ感情を共有して、たくさんのことがエネルギーになって、今日ファイナルまで来ることができました。本当に一人ずつ感謝を言いたい気持ちです。本当にありがとうございます」とファンにあいさつした。

　同ツアータイトルにもなっている『EXILE TRIBE』は、今後EXILEやEXILE pyramidに属するメンバーら、LDHが発信していく新たなエンターテインメントブランド。将来的にはブランド名のライブハウスやショップ展開、ライブやイベントや作品発表を目指していく。KENCHIは「『EXILE TRIBE』はまだまだ続いてこれからどんどん面白くなっていく。これからゴールじゃなくてスタートだと思って、夏の思い出作りましょう！」と呼びかけ、ファンの期待感をあおっていた。