【upcoming】安野希世乃、まるりとりゅうがなど、9/16付週間ランキング『コンフィデンス』編集部注目の6作

 最新9/16付オリコン週間ランキングから、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が独自の目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

吉田ひろき「石段」/シングル81位

“J-POP”と“歌謡”を内包する実力派シンガーが登場
 東京藝術大学クラシック(声楽)出身の声楽家、吉田ひろきのニューシングル「石段」が、9/16付週間シングルランキング81位にランクイン。演歌・歌謡ランキングでは15位を獲得した。吉田は昨年2月に「無償の愛」でデビュー。“成熟したバリトン”、“知的で精神性の深い表現力”と称された歌声は、本作では良い意味での軽やかさと優しさをまとい、静かな感動を呼ぶ。この楽曲を聴くだけでも、吉田の歌声が近い将来、世代を超えて広く聴かれていきそうな可能性を十分に感じさせた。クラシック歌手としての実力に加え、程よいポップさも備わっており、コンサートでもその魅力が味わえそうだ。

まるりとりゅうが『お見知りおきを』/アルバム34位

等身大の想いに共感、SNSで話題のまるりとりゅうが
 まるりとりゅうがの2ndミニアルバム『お見知りおきを』が、9/16付週間アルバムランキング34位にランクインした。SNSを中心に同世代から支持を得るMaRuRiと作詞作曲を手がける現役大学生のRyugaによるユニット。やり場のない気持ちを歌ったリアルな歌詞が、彼らと同世代のリスナーに響く「わけじゃない」、カルピス100周年記念企画MVで話題になった「君と見たい景色」など、本作もRyugaが作詞作曲を手がけており、等身大の想いが描かれている。共感度の高いウエディング・ソング「はじまりの唄」をはじめ、個性あふれる彼ららしいアルバムに仕上がった。

パソコン音楽クラブ『Night Flow』/アルバム49位

tofubeatsも注目、DTMの新時代を築くユニット
 ローランドSCシリーズやヤマハMUシリーズなど、80年代後半〜90年代の音楽モジュールやシンセサイザー、パソコンを用いたDTM(デスクトップミュージック)を展開するパソコン音楽クラブ。9/16付週間アルバムランキング49位にランクインした2ndアルバム『Night Flow』は、夜から朝までの時間の流れにおける感覚の動きを描いた全9曲を収録。どこか懐かしさを感じさせながらも、現代の感覚をしっかりとキャッチしたスタイリッシュなサウンドが心地いい。個人的にはイノウエワラビをボーカルに迎えたM4「reiji no machi」がおすすめ。夜の首都高をドライブしたくなる。

SANOVA『ZIPANG』/アルバム56位

ピアノインスト・SANOVA、自己最高位の新作から世界へ
 女性ピアニスト・堀江沙知のピアノインストプロジェクトSANOVAの4thアルバム『ZIPANG』が自己最高位となる週間アルバムランキング56位にランクイン。和製ネオJAZZをテーマに、郷愁あるメロディーとJAZZプログレッシブを融合したサウンドが特徴的なSANOVA。17年のプロジェクト始動からテレビ情報番組やバラエティ番組などのBGMとして数々の楽曲が使用されてきている。今作は、力強いピアノの音色が心地良くもあり、ポジティブなパワーを与えてくれる、身を委ねたくなるような作品。この先、初の海外公演も決定しており、世界での活躍が期待される。

片想い『LIV TOWER』/アルバム79位

ユルくてカッコいいサウンド、これが大人のバンドなのか
 13年、16年と3年ごとにアルバムをリリースしている8人組バンド・片想いが3枚目のアルバムをリリースした。全体的にサウンドはユルユルでコミカルですらあるのだが、閉じ込められた音楽ジャンルは、メンバーの音楽歴を如実に反映していて実に多彩。よく聴くと、かなりカッコいいことをやっていたりするのだから侮ってはいけない。大人だからできる、自由で余裕が感じられる音楽ってこういうものなのだと素直に納得できる。時代が巡って、70年代前半が戻ってきたような、そんなワクワク感を存分に味わえる。

安野希世乃『おかえり。』/デジタルアルバム12位

声優・安野希世乃、ソロデビュー3年目を迎え深まる表現力
 アニメ『マクロスΔ』発の音楽ユニット・ワルキューレのメンバーとしても活躍中の声優・安野希世乃の3rdミニアルバム『おかえり。』が、9/16付週間デジタルアルバムランキング12位に初登場。同日付CDアルバムランキングでも自己最高の14位にランクインした。17年7月のソロデビューから、今年で3年目を迎えた安野。本作はキャリアを重ねるたびに深まる彼女の、豊かな表現力をじっくり堪能できる1枚になっている。個人的には、柔らかなマーチのM2「生きる」、ビッグバンド・ジャズのメロディーに乗せクールに歌う、堂島孝平作詞・作曲のM5「エイリアンボーイ」にグッときた。

提供元: コンフィデンス

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