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LiSA、アニメテーマへの想いを語る「私も作品を作っている1人」

 LiSAが2011年のデビュー以来、初となるベストアルバム『LiSA BEST -Day-』と『LiSA BEST -Way-』を5月9日に発売。アニメテーマをきっかけにロックフェスなどにも出演するようになり、広がった現在の活動。テーマソングを歌うことへの強い想いがあるLiSAが、これまでの活動を振り返り語った。

2つの大きな柱は“アニメ”と“ライブ”

 数多くのアニメテーマをヒットさせ、東名阪アリーナツアーを開催し、ロックフェスへも出演。海外でもワンマンライブツアーを行うなど、着実にステップアップしてきた LiSAのキャリア初となるベスト盤とは。
「LiSA というアーティストを作ってきた2つの大きな柱が“アニメ”と“ライブ”だと思ったので、アニメに関連している楽曲と、ライブで皆と一緒に作ってきた楽曲で構成しました。だからといって単純にアニメ盤とライブ盤に分けているのではなく、ライブの1日目と2日目のような構成を考えて、2日間合わせてLiSAのベストと言えるようなライブを意識して作りました」

 それぞれのタイトルには、初のノンタイアップ楽曲として発売された3rdシングル「best day, best way」から、それぞれ『-Day-』『-Way-』という副題が冠されている。
「デビューしてからこれまで、一生懸命に歩いてきた毎日が、いつの間にかLiSAとしての道のりになっていた。これまで積み重ねてきた“Day”と全部をまとめた“Way”という意味でつけました」

 LiSAが言うようにアニメテーマは、彼女のアーティスト人生で大きな柱でもある。EX系『ミュージックステーション』で初歌唱した「Catch the Moment」は、アニメ『ソードアート・オンライン』シリーズの劇場版主題歌。アニメテーマを数多く歌うことで、アニソンシンガーと括られることもあった。
「もともとはロックバンドをやっていたのですが、アニメのテーマ曲を歌わせてもらうようになり、「アニソンでしょ」って言われるようになって。バンド時代も男子たちと対バンをしたいのに、女子たちのグループにしか入れてもらえなかった。それと同じだなと。でも、私は自分が女子であることが好きだし、アニメもたくさんの人に知れ渡るといいなという愛情を持って関わらせてもらっている。女子やアニソンであるがゆえに行けない場所や手に取ってもらえないことがあるのは悲しかった。でも、続けていくことによって、ロックフェスにも出演させてもらえるようになったし、アニメという枠を超えて、多くの人に歌が届けられるようになりました」

次のステップはドームライブ

 アニメをきっかけに広がった現在の活動。テーマソングを歌うことへの強い想いがある。
「自分もそのアニメ作品を作っている1人だと思っています。声優さんやプロデューサーさん、制作の皆さんと同じように、アニメに寄り添う楽曲作りを、意識しています。もちろん、LiSAという名前を背負っている以上、守らないといけないものもある。私のファンの方にも自信をもって届けられるLiSAのメッセージという視点から、そのアニメの作品に寄り添える方法を探して曲作りをしています」

 ベスト盤収録の新曲「Believe in ourselves」は、『LiSA BEST-Day-』のラストナンバーである「Believe in myself」の発展系だ。
「最初は自分のことを信じることが難しくて。それでも、覚悟を決めてスタート地点に立って、自分を信じて頑張っていると、気がついたらさいたまスーパーアリーナのステージに立っていた。私はきっと、ファンの方がいなかったら歌っていないと思っています。辛いことや傷つけられたりすることもあるけれど、少しでも楽しんでくれる人たちがいるのであれば、その人たちのために頑張りたい。何者でもない私を見つけてくれた皆の笑顔が続くように歌いたい。新曲は、そんなLiSAとして生きていく覚悟を決めた歌です」

 ベスト盤を完成させたいま、LiSAはどんな未来を見ているのだろうか。
「次のステップを考えると、ドームライブですね。でも、正直に言うと、大きさがすべてではないとも思っています。本当の願いは1つ。“何者でもない私を見つけてくれた君の笑顔が続くように”ということだけです。そのために歌いたいと思っている。それが、私が目指す“一緒に作り上げた景色の向こう側”です」

(文:永堀アツオ/写真:鈴木かずなり)
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提供元: コンフィデンス

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