抜群のハーモニーで聴かせる水雲-MIZMO-、斬新なスタイルで演歌・歌謡界に新風を吹き込む
演歌・歌謡界で異色の女性グループが誕生
彼女たちの強みである美しいハーモニーは、デビュー曲「帯屋町ブルース」でも楽しめる。同曲は、週間シングルランキングで100位圏外だったが、発売3週目で自己最高の86位まで上がってきた。音楽番組などでも目にする機会が増える年末にかけて、さらに順位を上げてくることが期待される。
海外公演や米・大リーグでの国歌斉唱も経験
実は、メジャーデビュー前より日本のみならず海外でも活動の幅を広げてきた水雲-MIZMO-。2016年7月には仏・パリ、2017年4月には米ワシントンとニューヨークなどで公演を成功させている。さらに、ワシントンで開催された全米桜祭りで歌声を披露した際には、関係者の目に留まり、5月に行われた米・大リーグのドジャース対マーリンズ戦前のセレモニー『ジャパンナイト』に出演。ドジャースの前田健太投手、マーリンズのイチロー外野手、田沢純一投手の3選手の前で、アカペラで日米両国の国歌斉唱を熱唱し、話題となった。
レーベル担当者が、「日本の文化としての演歌を大事に、老若男女に認知され支持される存在になってほしいです。また枠にとらわれず、演歌を海外に普及できる存在になってほしいと思います。目標は『NHK紅白歌合戦』、そしてワールドツアーの実現です」と言うように、新たな“クールジャパン”として海外でも活躍する日が近いだろう。デビュー曲「帯屋町ブルース」は、カラオケで友達と一緒に歌う姿が目に浮かぶ。水雲-MIZMO-には、若年層に演歌を広める存在としても期待したい。