【upcoming】8/21付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作
夜の本気ダンス「TAKE MY HAND」/シングル25位
京都発の男性4人組バンド・夜の本気ダンスのメジャー3rdシングル「TAKE MY HAND」が最新週間ランキングでシングル自己最高となる2位に初登場した。08年の結成以来、フェス&イベントを中心に活躍し人気を集めてきた彼らが、今作では真木よう子主演のフジテレビ系『セシルのもくろみ』で初のドラマタイアップに挑戦。女性たちの嫉妬や野心、友情が渦巻く同作の物語にインスパイアされながらも、彼ららしい疾走感あふれるダンスロックチューンに仕上がっており、Twitter上には「この曲、かっこいい」といった投稿も多数。今後のファン層拡大に繋がるであろう注目の1作。
callme「One time」/シングル28位
callmeの5作目となるシングル「One time」が週間ランキング28位に。メンバー自ら作詞、作曲、振り付けを手がける「セルフ・プロデュース」ユニット。本作は、4つ打ちが心地良いEDM調のサウンドで、“ワビサビ”を感じさせるメロディーもグッとくる。また、callmeの楽曲ではお馴染みといえるピアノアレンジもしっかり効いている。ユニットとしては、17年3月に発売したシングル「Bring you happiness」のカップリングで、11分もの大作「It’s own way」を収録するなど挑戦的な試みも。こちらも聴きごたえある作品で、今後の活動が楽しみだ。
植田真梨恵「REVOLVER」/シングル32位
シンガー・ソングライター、植田真梨恵のシングル「REVOLVER」が、週間ランキング32位にランクインした。植田は、インディーズで活動を続けた後、14年8月にシングル「彼に守ってほしい10のこと」でメジャーデビュー。変化に富んだメロディーと独特な言い回しの歌詞、一度聴いたら耳に残る特徴ある歌声で、独自の世界観を確立している。ポップサウンドにロックエッセンスが効いた本作では、彼女のこれまでとはまたひと味違った魅力の歌声が楽しめる。また、表題曲のMVを初めて自身が手がけ、新たな才能を発揮している。
Anly「北斗七星」/シングル69位
沖縄・伊江島出身の20歳の女性シンガー・ソングライター、Anlyの最新シングル「北斗七星」が、週間ランキング69位に初登場。自己最高位の更新には至らなかったものの、1月18日発売のシングル「カラノココロ」(最高34位)、4月26日発売の1stアルバム『anly one』(最高24位)に続き、本年に入り3作連続でTOP100入りした。デビュー以来、彼女の評価を高めてきたのは、歌唱力の高さ。さらに今作ではリスナー1人ひとりの心に丁寧にメッセージを届けていくような温かさ・優しさが備わる。家族に向けて書いたという歌詞が胸を打つ。
コレサワ『コレカラー』/アルバム32位
大阪出身の覆面女性シンガー・ソングライター、コレサワのメジャーデビューアルバム『コレカラー』が、週間アルバムランキング32位。顔出しNGのため、自身を投影したクマのキャラクター“れ子ちゃん”がジャケットやMVに登場。歌詞をストーリーにしたショートフィルムのような作りのアニメーションMVは、愛らしさあふれる画とともに、男女のすれ違いにおける女性の素直な気持ちがより深く胸に響いてくる。今作に収録する「あたしを彼女にしたいなら」「たばこ」は、YouTube 再生回数200万回超え。多くの女性の共感を得ている。
南壽あさ子『forget me not』/アルバム66位
前作『Panorama』から2年ぶり2枚目の作品であり、移籍第1弾でもあるアルバム『forget me not』が66位にランクイン。聴く人の誰もが思わずため息をもらしてしまうほど「透明感」のある声は、東京ガスCM等ですでにおなじみ。その声にマッチするサウンドは、松任谷由実に重ね合わせる人も多い。コンピュータRPG『フィリスのアトリエ 〜不思議な旅の錬金術士〜』オープニングテーマ「flora」やTBS系『オー!!マイ神様!!』8月度エンディングテーマ「勿忘草の待つ丘」などを含む全10曲を収録。