■ディズニー100周年記念作品
・『ウィッシュ』2023年冬公開

■ディズニー・ライブアクション
・『リトル・マーメイド』2023年初夏公開
・『ホーンテッドマンション』2023年公開
・『ピーター・パン&ウェンディ』2023年ディズニープラスで独占配信
・『ムファサ：ザ・ライオン・キング（原題）』2024年公開
・『スノー・ホワイト（原題）』2024年公開
・『ホーカスポーカス 2』2022年9月30日ディズニープラスで独占配信
・『魔法にかけられて２』2022年11月24日ディズニープラスで独占配信

■ピクサー・アニメーション・スタジオ
・『エレメンタル（原題）』2023年6月16日公開
・『エリオ（原題）』2024年春公開
・『インサイド・アウト 2（原題）』2024年夏公開
・『ウィン・オア・ルーズ（原題）』2023年秋ディズニープラスで独占配信

■ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
・『ズートピア+』2022年11月9日ディズニープラスで独占配信
・『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』2022年11月23日公開
・『IWAJU イワジュ（原題）』2023年ディズニープラスで独占配信

■ルーカス・フィルム
■マーベル・スタジオ
■20世紀スタジオ
■D23について

　米カリフォルニア州アナハイム・コンベンション・センターで現地時間9日、ウォルト・ディズニー・カンパニーによる究極のディズニーファンイベント「D23 Expo」が開幕した（11日までの3日間）。会場では、来年（23年）に迎える創立100周年を祝うプラチナカラーのミッキーマウスの像が、アメリカの全50州と43の国からやってきたディズニーファンを出迎えた。

Disney 100 Years of Wonder

　ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年のセレブレーション「Disney 100 Years of Wonder（以下、Disney100）」の最新情報がファンに向けて発表された。「Disney100」は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの100年の歴史の中で史上最大の、全社を横断するセレブレーションとなり、ABCで放送される『Dick Clark's New Year's Rockin' Eve with Ryan Seacrest』で正式にキックオフされる予定。

　「D23 Expo」のオープニングセレモニーで、ウォルト・ディズニー・カンパニーのチーフ・エグゼクティブ・オフィサー、ボブ・チェイペックは次のように述べた。

　「100年にわたる創造性、革新性、そして強い意思が、今日皆さんがご存知のウォルト・ディズニー・カンパニーを築き上げました。ウォルト・ディズニー・カンパニーは、エンターテイメント業界において長くビジネスを続け、多くの人に愛されている企業として知られていると思います。次の世紀にも続く物語を伝え、魔法を創造するための、新たな100年をスタートさせるディズニーを率いることは素晴らしく、とても責任の重いことだと感じています」

　さらに、まもなく創立100周年を迎え、さらに次の100年を見据えたディズニーの前向きな精神、創造性をイメージしてデザインされた“プラチナカラー”の新コスチュームに身を包んだミッキーマウスが初披露された。

　なお、日本版タグラインは、「Disney 100 Years of Wonder／これからの物語も、一緒に。」

　日本版ティザーサイト（外部サイト）

　「Disney 100 Years of Wonder」を記念した、新しいウォルト・ディズニー・スタジオのロゴもお披露目。新しいオープニングでは、ティンカー・ベルが川辺の村の上を飛び、滝を上って、プラチナカラーになったディズニーキャッスルにたどり着く。新たなロゴは、ディズニー・スタジオとインダストリアル・ライト＆マジックによって制作され、名曲「星に願いを」を作曲家クリストフ・ベック（『アナと雪の女王』『ワンダヴィジョン』）が新たにアレンジしたバージョンが用いられている。新しいディズニーキャッスルのオープニングは、2022年11月23日に日米同時公開予定のディズニー・アニメーションの最新作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』で初めて登場し、その後、2023年を通してすべてのディズニー劇場公開作品と動画配信作品の前に流れる予定。

Disney100周年記念作品『ウィッシュ』2023年冬公開予定

　ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェニファー・リーは、スタジオのレガシー作品にインスピレーションを受け、グラミー賞にもノミネートされたアーティスト、ジュリア・マイケルズが全曲を手がける壮大なオリジナル・ミュージカル『ウィッシュ』を発表。

　これまで、ディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り開いてきたが、『ウィッシュ』はどの作品の世界より前から存在するファンタジーの世界、どんな“願い”も叶うと言われている“ロサス王国”を舞台にした物語。ウォルトの初期の長編作を参考に、古典的映画とコンテンポラリーをミックスしたアイディアを取り入れ、タイムレスな水彩画と、3Gアニメーションをブレンドした新たな描き方を開発している。

　主人公である17歳のアーシャは、前向きで明るく、リーダーの素質を持ち、王国の人々を大切に思っている。監督のクリス・バックとファウン・ヴィーラスンソーン、俳優のアラン・テュディック（ヤギのヴァレンティノ役）がリーと共に登場し、続いて、「第94回アカデミー賞」（2022年）でオスカーを受賞したアリアナ・デボーズ（アーシャ役）が紹介され、ジュリア・マイケルズが手がけた楽曲「More for Us（原題）」を披露し、会場を沸かせた。同映画は、2023年冬に公開予定（ 全米公開：2023年11月22日）。