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嵐“ワクワク”学校をレポート 5人の先生の授業風景は?

 6月26日、東京ドームで最終日を迎えた『嵐のワクワク学校 2016 毎日がもっと輝く5つの授業』の模様をレポート。嵐のメンバーが先生となり授業を行うこのイベントも、今年で6回目。嵐ならではの楽しさや和やかさを実現した本公演の意義、そして5人の先生たちの授業内容も踏まえてお届けします。
史上初の5年連続、5大ドームツアーも発表

スタートは2011年の震災後 今年も収益の一部を寄付

 5人が教壇に立つだけで、東京ドームはきちんとひとつの教室になる。『嵐のワクワク学校』の教訓である“日々是気付(ひびこれきづき)”をモットーに、ロケ映像と目の前での実演によって進められる授業は、今年も計24万6000人の生徒たちの心に、5つの新たな光を刻み込んだ。

 もともとは2011年の震災後、コンサートで電力を使うよりもみんなでエコや環境について学ぼう、という趣旨でスタートした『嵐のワクワク学校』。今回はそのチケット代とグッズの収益の一部が、熊本地震で被災した人々へ寄付されるという。単なるチャリティーイベントではなく、“いま自分にできること”を学ぶことで被災地とつながってきたイベントだ。6回目である今年は、嵐先生の助手としてジャニーズWESTを招き、5人それぞれが“毎日がもっと輝く5つの自由研究”を発表。これから夏休みを迎える子どもから日々を懸命に生きる大人まで楽しめるテーマを並べ、コンサートでもトークライブでもない、嵐による授業ならではの楽しさをあらためて教えてくれた。

二宮の演奏、大野の包丁さばき、相葉のぞうきんがけにドームが沸いた

 最初の授業は、自身も小3から小6まで、自由研究でトイレットパーパーの芯で作った糸電話を作り続けたという二宮和也先生による発表「トイレットペーパーの芯の可能性」。ファンから集まった芯で作ったアート作品を紹介したり、糸を通して弦楽器のような美しい音色を出すストリングラフィを実際に演奏することで、トイレットペーパーの芯が持つ未知なる可能性を探っていく。その美しい音色に、場内にはため息が漏れた。

 続く大野智先生の発表「魚をより美味しく食べる方法」は、巨大なプールに船を浮かべ、櫻井翔と大野の釣り対決からスタート。釣った魚をより美味しく食べるため、和食の達人に包丁さばきを教わってきたという大野から、出演者全員に梅じそ鯛茶漬けが振る舞われた。

 そしてもっとも体育系な授業となったのが、相葉雅紀先生の発表「体幹」。小学生とのぞうきんがけレースに汗を流し、VTRでは、訪れた青山学院大学の陸上チームとともに腹筋を鍛え、ついには場内の人全員に早く走るための体操を伝授。笑いと運動の両方で、ファンの心と身体もほぐされた。

櫻井はロマンティックな星空デート、松本は観客を巻き込みアドバイス

 そんなほぐされた心に入り込んできたのが、ロマンと爆笑が入り乱れた櫻井先生の発表「星空がより素敵に見える研究」。二宮をデート相手に星の神話を聞かせるシーンでも、地球のカブリモノを身にまとって月の満ち欠けの仕組みを解説するシーンでも、見る者を笑わせながらきっちり納得させていく。

 そしてラストは、どことなく学級会のような和気あいあいとした雰囲気が漂う松本潤先生の発表。「運ってなんだろう?」という一見、難しいテーマではあるものの、くじびきで選ばれた観客と大野の共通点を探したり、実態のない“運”というものにどんどんリアリティを与えていく。さらに観客から集まったネガティブエピソードをポジティブ変換するコーナーでは、ある観客が投稿してきた紙が飲食店の無料券だったことに触れ、「先生、こういうのは持ってて欲しかった!」と声を大にして、それこそが運を下げる!とアドバイスを送った。

投票で1位に選ばれた研究は? 嵐ならではのイベント

 5人の思わず頷いてしまう研究発表の連続に、観客もそのつど熱い拍手と歓声で応える。そして全員の発表終了後、最後は全メンバーによる投票で一番優れていた研究を選出。演出的にも内容度の高かった櫻井の研究が見事1位に選ばれ、登場した熊本県のキャラクター・くまモンからトロフィーを手渡された。

 まさにこの『嵐のワクワク学校』は、音楽番組やドラマはもちろん、バラエティ番組や報道番組にも果敢に取り組み、実績をあげてきた嵐だからこそ実現できるイベントにほかならない。ライブ感あふれる気転と人々を引き込む力には、誰にも真似できない説得力と楽しさがある。そして何より、5人が信頼しあい、心底楽しんでいる雰囲気が、見ている者すべての心を解きほぐすのだ。この日のラストで校歌「ふるさと」を観客と合唱する彼らの姿に、『嵐のワクワク学校』の存在意義を強く感じた。

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