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嵐“ワクワク”学校をレポート 5人の先生の授業風景は?

櫻井翔先生「星空がより素敵に見える研究」 二宮と擬似デート

 星空がテーマということもあり、終始ムーディな進行となった櫻井先生の発表。ステージ上に電飾で満点の星空を描いた“ロマンティック天体観測”では、二宮を指名して寸劇のような疑似デートを実践。客席に設置した照明で琴座を描き、星にまつわる神話をゆっくり聞かせる。「万が一、僕に何かあったときは、あのストリングラフィの美しい音色で僕を救いに来てくれるかい?」(櫻井)「もちろんよ!」(二宮)と小芝居し、揃ってドヤ顔。天国行きと地獄行きを振りわけるという天秤座の意味を語るときも、「あの空の天秤に乗る前に、僕の天秤に乗ってみないか? 僕の天秤は天国行きだ」(櫻井)と、揃ってドヤ顔。ロマンティックなはずがほとんどコントと化したやり取りに、他のメンバーたちからは「なんスか、これ?」と容赦ないツッコミが入るのだった。

 他にも、助手の小瀧望、藤井流星に太陽と月の役目を託し、自らも地球のカブリモノにすっぽり入って月の動きを解説。セリフ口調でもモコモコ姿でも、きちんとみんなを納得させるのあたりが櫻井ならでは。「キラキラと輝く星の向こうには、果てしない宇宙が広がっています。そんな宇宙に思いを馳せればきっと、日々の悩みがちっぽけに見えて心が軽くなります。“星空に思いをはせれば、その輝きが明日をきっと照らしてくれる”」。そんな櫻井の研究は星空を身近に感じさせるとともに、何かに守られているような温かい気持ちにさせた。

松本潤先生「運ってなんだろう?」 結局、一番“運”がいいのは?

 最後を飾った松本先生の発表は、運がいい人と悪い人を統計と傾向から割り出す研究。まずは運がいい人の共通点を探すため、嵐とジャニーズWEST計12人の中からくじびきで選ばれた大野と、チケットの半券くじびきで4万5000人の中から選ばれた観客1名に様々な質問を実施。ところがその観客が松本ファンだということが判明し、自らガッツポーズ。その瞬間に、「一番運がいいのは松本潤じゃねーか!」(櫻井)とヤジられる。大野は大野で、「大切な日にやっていることは?」との質問に、「早く寝る。ちゃんと寝ないと大切な日もうまくいかないし」と模範的な回答をしつつも、昨晩3時近くまで起きていたことがバレ、「とんでもねえやつだな!」(櫻井)、「早く寝ろ!」(二宮)と総口撃にあう。

 他に、VTRで「運がいい人は視野が広い」ことを実証したり、観客から集まったネガティブエピソードをポジティブに変換してみる、というコーナーも。中でも、“水たまりを跳んだら、跳びすぎてひとつ先の水たまりに落ちた”というエピソードのポジティブ変換を試みた相葉。しばし考えたあと、「ボチャン!……(水に浸かって)気持ちいい!!」という実演には、場内に爆笑と苦笑が渦巻いた。「運がめぐってくるチャンスは平等。ぜひみなさんもツイてないなと思ったとき、失敗したなと思ったときは必要以上に落ち込んだりせず、ポジティブに捉えてみてください。きっと少しずつ運が上向きになってきます。“前向きに世界を見つめれば、あらゆるところに運が転がっている”」。その言葉は、物事に対し常にアグレッシブな松本ならではの説得力が感じられた。
(文/川上きくえ)

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