ORICON NEWS
NEWSファイナル公演レポート 「みんなが僕らをここに連れてきてくれた」特別で幸せな東京ドームライブ
ハッピーを運ぶ！ 4人の王子たちの魅力とは？
メンバー愛とリーダーシップが加速 ニュースも読める“アニキな王子さま”
加藤の髪についた紙吹雪を取ってあげたり、移動のときに増田と手を繋いだり腕を組んだり、ダブルアンコールで手越に向かってちょっと強引な顎クイをしたり、メンバー同士の“イチャイチャ”の中心にはいつも彼がいた。手越がMCの際のトイレタイムを、5万5千人の記憶から消去するために披露したリズムネタ（？）にツボッてみたり、メンバー大好き、NEWS大好きな気持ちが、そこかしこでビシバシ伝わってくる。ソロ曲「愛のエレジー」では、その鍛え上げられた肉体を駆使して、セクシーなダンスを披露。でも、歌声では実直さとピュアさを振りまき、その誠実と官能のアンサンブルが彼らしい。
『24時間テレビ』メインパーソナリティーにNEWS、小山は「愛に触れたい」
加藤シゲアキ
存在がカルチャー、言動はポップ 知的ニュースを開拓する“インテリ王子さま”
“ピュア系”な声の持ち主ばかりのNEWSにあって、弦楽四重奏でいうところのチェロ的な、少し渋みのある音色が、彼の歌声の特徴だ。でも、その突出した翳りとか愁いのような存在感が、NEWSの歌声に適度な奥行きを与えている。しかも、作家でアイドルという新しい地平を切り開いただけあって、「ヒカリノシズク」「愛言葉」のようなメッセージ性の強い楽曲のとき、彼が歌詞に乗せる思いはとても深く感じられ、NEWSというグループの歌のブランド力を底上げしている。ソロ曲で眼鏡をかけたり、終盤はヘアアレンジをして登場したり、歌とダンス以外での、自分の魅せ方も多彩。
「ドラマの伏線」!? “時かけエンディングに数学教師・加藤が意気込み
増田貴久
歌もダンスもキラキラが止まらない！ ニュースな輝きを放つ“幸福の王子さま”
笑顔はもちろん、声の音色も、ボリュームも、ダンスの時の指先まできっちりと神経の行き届いた繊細な動きも、彼が発信するすべてが幸福感に満ちていた。その肉体から溢れる幸福や満足や感謝の思いが空気の粒となって、5万5千人の上に降り注いでいるよう。どんな渇いた心にも、パッと光を送り、水を与え、大輪の花を咲かせる太陽のようなエネルギーがある。言うなれば、花咲か爺さんならぬ、“花咲かまっすー”。「アイドルが天職です！」と言わんばかりの、世界最高峰の宝石にたとえても遜色のない突き抜けた笑顔と“楽んでる感”に加え、歌とダンスのスキルも向上の一途。ライブのイキの良さに痺れまくり。
増田は「芸人さんとも絡みたい」!? 番組3代目MCに抜擢
手越祐也
心に“イチャイチャ感”をくれる、ニュースな愛を放つ“歌の王子さま”
歌声に宿る天使のような透明感と、音楽のためならどこまでも暴走する男っぽいガッツ。ピュアさと貪欲さという、相反する二つの要素が共存する彼のこの日のパフォーマンスは、とにかく気迫に満ちていて、何度も歌で感動させられた。NEWSの楽曲は、聴き手に愛する気持ちを伝える“求愛ソング”が多いが、彼の多彩なバリエーションを誇る投げキッスも、名物化されつつある“仔猫ちゃん”呼びも、届けているのは彼らの歌にあるメッセージと同じ。ただ“愛してる”ことを伝えているだけなのだ。本気で、全身で。そうして彼は、歌の力で、5万5千人を一瞬でプリンセスにする魔法をかける。
手越も絶賛！『24時間テレビ』チャリTシャツ
