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2015-12-18

地球でいちばん胸アツなあの男ロッキーが帰ってきた!
シリーズNO.1ヒットの傑作が この冬、観る者すべてを魅了する―

井岡一翔選手が語る『クリード』の魅力!!最後まで立ち向かう素晴らしいメッセージ
伝説は終わっていなかった! シルベスター・スタローンの“ロッキー”としてのスクリーン復帰―― 永遠の名作を受け継ぐシリーズ新作『クリード チャンプを継ぐ男』では、“友情”“挑戦”“信じる心”に加え、“親子の愛”や“2世の苦悩”も描かれる。映画・ドラマも熱血スポ根ものがヒットするいま、その元祖の『ロッキー』が現代版にカスタマイズされてよみがえった!! シリーズ史上No.1ヒットを遂げた奇跡のストーリーが、この冬、熱い感動を呼ぶことまちがいなしの同作を徹底特集☆

 伝説のボクシング映画『ロッキー』シリーズ最新作を現役ボクサーはどうみるのか。世界最速で3階級制覇を成し遂げたWBA世界フライ級王者・井岡一翔選手を直撃した。井岡選手は元世界2階級王者の井岡弘樹氏を叔父に、そして元フェザー級のボクサーである井岡一法氏を父に持つサラブレッド。『クリード チャンプを継ぐ男』の設定を「自分と似ている」という井岡選手に、家族の絆、ボクサーとトレーナーとの信頼関係、ボクシングへの想いなど、 『ロッキー』の魅力とあわせて語ってもらった。

大きな影響を受けた『ロッキー』シリーズ
井岡一翔

――『ロッキー』シリーズはご覧になっていましたか?
井岡もちろんシリーズ全作観ています。父の影響もあって、『ロッキー』と『あしたのジョー』は、小さい頃から自然に観ていましたね。当時、ボクシングを題材にした映画といえば『ロッキー』でしたし、ちょうどボクシングをやりたいと思っていた頃だったので、のめり込んでいました。最後まで“あきらめない”気持ちは素敵ですし、胸が熱くなります。それに叔父が(『ロッキー3』の主題歌)「アイ・オブ・ザ・タイガー」を入場曲で使っていて。あの曲はかっこよくて僕も好きなので、デビュー戦と初めての世界戦で使いました。そういう意味でも大きな影響を受けた作品ですね。

――第1作が日本で初公開されたのが1977年の4月。今ではテレビ放送される機会もあまりないとあって、若い世代では『ロッキー』になじみが薄い人もいるかもしれません。そういった若い世代に『ロッキー』の魅力を伝えるとしたら?
井岡ボクシングというスポーツを知らなくても感動すると思うし、何があっても立ち向かっていくネバーギブアップの精神、最後にはそれをやりきるんだというところに達成感や充実感があります。だから何度観てもスッキリする映画なんだと思います。

アポロの息子・アドニスを育てるロッキー

――ロッキーがアポロの息子・アドニスのトレーナーとなって、ともに世界チャンピオンを目指すという内容の新作『クリード チャンプを継ぐ男』がいよいよ公開されます。
井岡内容的にも、アポロの息子をロッキーが育てる物語ということで。『ロッキー』を知っている人からしたら、そのストーリーを聞いただけで興奮しますよね。きっと世界チャンピオンを目指すにあたって、挫折や壁もいろいろとあるんだと思いますけど、そういった部分にもおもしろさを感じます。このふたりの男が友情をはぐくんで、年の差も関係なく一緒に戦うという部分がどうなっているのか楽しみです。

元世界チャンピオンの叔父がいるから…
井岡一翔

――井岡さんも、お父さん、叔父さんがボクサーだということで、この映画には感じることもあるのでは?
井岡そうですね。『チャンプを継ぐ男』という副題を聞いて、自分と似ているなと思いました。僕がボクシングを始めたきっかけは叔父ですから。叔父の試合会場に足を運んだときの感覚が今でも残っていますし、自分もこうなりたいと思いました。それと父も、僕が幼い頃にいろいろとボクシングの手ほどきをしてくれて。そういうことも楽しかった。そういう環境があったからこそ、僕もボクサーになりたいと思いました。

――『クリード チャンプを継ぐ男』の主人公アドニスも、父アポロの思いを受け継ぐわけですが、井岡さんも実際にボクサーになってみて、お父さん、叔父さんの思いを感じたのでは?
井岡僕の場合、ボクシングをやりたいといったときに、反対されました。父も叔父も、世界で戦っていく厳しさを誰よりもよく分かっているので、いろいろと心配する部分も多かったんだと思います。そのときはやりたいという気持ちだけでしたが、実際にプロに入ってみると、並大抵のことではないと思いました。もし仮に僕に息子ができたとして、ボクシングをやりたいと言われたとしても、僕もやらせたくないと思うでしょうね。

――それでも同じ道へ進もうと思ったのは?
井岡それは純粋に世界チャンピオンになりたいという気持ちがあったからです。大変なことも、それを乗り越えていけば、その道に近づけるはずだという気持ちでやってきました。

偉大な父・アポロと同じリングに向き合う

――偉大なお父さん、叔父さんと同じ道を進むにあたり、プレッシャーは?
井岡僕がまだ高校生、もしくはプロになり始めの駆け出しの頃は、元世界チャンピオンの叔父がいるからこそ注目をしてもらえたと思うし、それは感謝すべきことだと思っていました。でもそこでいい結果を残さなければ、注目されているぶんだけ、叔父の顔に泥を塗ることになります。ただ僕は、注目された方が力が出るタイプなので、そこはやっぱりしっかりとエネルギーに変えて、「やってやるんだ!」という気持ちでした。

やることに意味があると教えてくれる『ロッキー』
井岡一翔

――アドニスも最初はアポロの息子であることを隠していたものの、結局はそれが周囲に明らかになってしまうという描写がありました。そういった思いに共感する部分は?
井岡まだ結果が出ていなくて、周りから認められていない頃は、確かにそういう否定されるような声が聞こえてくることもあります。でもそれを覆すためには、チャンピオンになってまわりに認めてもらうんだという気持ちが大事になってくると思います。

――ボクサーとしてネバーギブアップの精神が大事だということですね。
井岡大事なことではあるのですが、かといって簡単にできることではありません。自分が思い描いている理想像が崩れてしまったとしても、もう一度そこに挑戦していかなくてはいけない。破れたものに挑戦していくということは簡単なことではないのですが、『ロッキー』を観ているとやることに意味があると思えるんです。そういう気持ちは、ボクシングでなくても、人生においても大事なことだと思います。そこから一度逃げ出してしまうと、社会のあらゆる場面で同じことをしてしまうことになる。だから最後まで立ち向かうということはすばらしいメッセージだと思います。

父親のような視線でアドニスを見守る

――ロッキーとアドニスの関係性がこの映画の肝ですが、井岡さんにとってのボクサーとトレーナーとの関係性とは?
井岡やはり信頼が一番大事だと思います。僕は始めたときから父がトレーナーなので。リングに立って、ゴングが鳴ったらひとりで戦うわけですが、それでも同じリングにいる父は同じ気持ちになって戦ってくれていると感じますし、指導をしてもらってそこに不満を持ってはいけないと思う。だから信頼しているし、安心もできる。ゴングが鳴って、インターバルに入ったときには、僕には父がいますし、アドニスにはロッキーがいるわけです。そのインターバルの1分間というのは本当に大事な時間なんです。

――各ラウンドが終わって、トレーナーがいるコーナーに戻るということは相当な安心感があるということですね。
井岡安心感がありますけど、反対に「大丈夫やで」「いける」とトレーナーを安心させないといけないとも思います。
――いよいよ大みそかにWBA世界フライ級王座、2度目の防衛戦に挑むわけですが。『ロッキー』なみの感動を与えるファイトを期待していいですよね?

井岡感動を与えますよ。大みそかはロッキーになります(笑)。大みそかということもありますし、僕も再戦ということで気合いが入っていますから。皆さんもKOを期待していると思うので、その期待に応えられるよう、全力を尽くします!

(文:壬生智裕)
PROFILE

井岡一翔選手
世界王座2階級制覇を達成した井岡弘樹が叔父。実父の井岡一法が井岡ジムの会長を務める。
デビューから6連勝で無敗のまま日本ライトフライ級チャンピオンに。
その後、国内史上最速記録となる7戦目で世界王座奪取。また、史上初のWBC・WBA統一戦にて統一王座に。2012年12月31日、日本人最速の11戦目に2階級制覇を達成。2015年4月22日、世界最速で3階級制覇を達成。
2015年12月31日、WBA世界フライ級王座、2度目の防衛戦に挑む。

『クリード チャンプを継ぐ男』
二人で戦おう!ロッキーが再び立ち上がる。
親友の息子をチャンピオンにするために。

 愛する妻や仲間に先立たれ、孤独な日々を送るロッキーの前に突然現れた若者アドニス。彼はライバルであり、親友だった亡きアポロの息子だった。その純粋なまなざしとボクシングへの情熱に、アポロの面影を見たロッキーは、持てる技術のすべてを彼に託し、ともにチャンピオンへの道を歩き始める。親の七光りとあざ笑われても、リングに叩き付けられても、アドニスは絶対に夢をあきらめない。たぎる血の中には父親アポロが、後ろにはロッキーがいる。どんな強敵を前にしても一歩も引かず、二人のチャンプに支えられ共に戦うのだ。
 だが世界王者とのタイトルマッチ直前、ロッキーは死に至る病を宣告される。「ふたりで戦おう。」アドニスの強い言葉に、ロッキーの心に再び闘志の火を付ける! 果たして、絶対的に不利なアドニスは奇跡を起こすことができるのか!? 

監督:ライアン・クーグラー
キャスト:シルベスター・スタローン マイケル・B・ジョーダン
テッサ・トンプソン  フィリシア・ラシャド アンソニー・ベリュー
2015年12月23日(水・祝)全国ロードショー

『クリード チャンプを継ぐ男』OFFICIAL SITE
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