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『綾鷹』の茶師が伝授! 急須のお茶が劇的においしくなる方法
意外と知らない“お茶のいれ方”3つのNG
ここで登場するのが、この“湯冷まし”と呼ばれる器。まずは、そこにお湯を注いで、冷めるのを待つ間に茶葉の準備にとりかかります。茶葉はだいたい6〜8gぐらいが目安。湯冷ましがない家庭では、湯呑み茶碗を使いましょう。
この1分30秒が、実際に待ってみると意外と長く感じられるもの。でも、この待っている間に会話を楽しんだりと、流れる時間を楽しむ気持ちがお茶には大切なのだとか。たしかに、日頃忙しく動きまわる現代人にとって、その「ほっとするひととき」こそ必要なのかもしれませんね!
ちなみに、急須から注がれる最後の一滴は「芳醇の一滴」と呼ばれ、うまみが凝縮されていているので絞りきるようにしていれると、ますます美味しさが増すのだとか!
実際に習った手順でお茶をいれなおしてみたところ、「香りから全然ちがう!」「後味がまろやか」と、一同驚きの声。特別な茶器がなくても、いれ方次第でこんなにも美味しくお茶を楽しむことができるなんて! 正しい急須のお茶のいれ方をマスターして、自宅やオフィスなどで実践すれば、周囲から一目置かれるかも?
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