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Silent Siren『「夢の場所」に辿り着くまでの軌跡を振り返る』

ガールズバンド史上最速での日本武道館公演が決定したSilent Siren(サイレント サイレン)。“サイサイ”の愛称で親しまれている彼女たちが、6月18日に5thシングル「ラッキーガール」をリリース。サイサイらしさ全開の新曲&日本武道館公演にかける思いを聞いた!

念願の武道館公演決定 サイサイにとってのライブとは?

――サイサイ初の日本武道館公演が来年1月17日に決定しました。結成当初からの夢が、ガールズバンドとして史上最速で実現することになりますね。
【ゆかるん(Key/黒坂優香子)】 武道館が決まったよっていうことをスタッフさんが映像を作って私たちに教えてくれたんですよ。“ドーン! 1月17日! ドーン! 日本武道館決定!”みたいに、ライブで流す重大発表っぽい感じで。それを見たときはもうわけがわかんなくなっちゃって、もちろん嬉しいんだけど実感がまったくわかなくって。
【あいにゃん(Ba/山内あいな)】 ウソかと思って、なかなか信じられずにいましたね(笑)。ただ、日比谷野音のライブで発表したときに、ファミリー(ファン)がものすごく喜んでくれたので、そこで一気に実感がわいてきたんです。みんなを武道館に連れて行きたいってずっと言ってきたので、それが実現するのは本当に嬉しいことだなって思いますね。
【ひなんちゅ(Dr/梅村妃奈子)】 今はもう、どうやったらチケットをソールドアウトさせられるかとか、現実的なことを考えてる感じではあるんですけど。

――武道館公演が決定したことに浮かれているだけじゃダメですもんね。
ゆかるんそうですね。武道館を成功させるためには、学園祭ライブや夏フェス、そして冬のツアーまで、1本1本のライブを大事にしないとなって思うんです。すべての人に「武道館ライブを見たい」と思ってもらえるように。
あいにゃん武道館がゴールだとは全然思ってないですからね。その先を目指すための新たなスタートになるんだなっていう気持ちで頑張らなきゃなって。
【すぅ(Vo&G/吉田菫)】 武道館までたどり着けたのは決して自分たちの力だけではないと思うんです。スタッフの方々はもちろん、ファミリーのみんなの力があってこそ。なので、私たちを支えてくれているすべての人たちへの恩返しという意味を込めて、武道館ではサイサイらしいステージを見せたいなって思っています。

――デビュー以来、サイサイはライブを精力的に行ってきましたよね。会場の規模や動員が着実にステップアップしていくなかで、ライブに対する自信も大きくなっていったんじゃないですか。
あいにゃん昔は緊張で萎縮しちゃうことが多かったので、悔しい思いもたくさんしたんです。でも今は堂々とステージに立って、「会場の後ろまで発信しよう」という気持ちでやっています。そういう部分では成長したのかなって思いますね。
ひなんちゅ自信を持てるようになったきっかけとして、学祭ライブはけっこう大きいですね。若い子たちは音楽に対してシビアだから、最初は怖かったんですよ。でも実際はみんなものすごくウェルカムだったし、ノリもいい。そこでライブに対してもっと自信を持っていいのかもって思えるようになったんですよね。
ゆかるんライブの後は毎回みんなで反省をして、「次はこうしてみよう」と意見を出し合って、いろんな挑戦をしてきたんですね。それがいい意味での余裕に繋がってきた部分はあると思います。対お客さんはもちろんですけど、メンバー間でのグルーブみたいなものもしっかり生まれてきているんじゃないかなって。
すぅメンタルがすごく強くなったと思いますね。会場の大きさやイベントの内容にかかわらず、しっかり聴かせる、しっかり見せるっていうことをちゃんとできるようになったんで。ライブを思いっきり楽しむことができるようになってきたことが、自信に繋がってるところもあるんじゃないですかね。

――デビュー当時は対バン相手やオーディエンスから軽く見られることも多かったそうですが、今はまったくそんなことはないんじゃないですか。
ひなんちゅ「当て振り、上手いねぇ」みたいなことを冗談で言われるたびに、悔しいなって思ってましたからね(笑)。だから私たちは、とにかくライブを見にきてほしいということをずっと言い続けてきたんですよ。ライブを見てくれれば、絶対私たちに対しての見方は変わるはずだからって。実際、対バンしたバンドの方で、「ちゃんとやってるんだね」って言ってくださる方も多いですからね。
あいにゃんもちろんまだまだ未熟な部分もあるとは思うんで、ここからも1本ずつのライブで進化していきながら武道館のステージに立てたらいいなって思います。

夏=サイサイって言われたい!

――そんなサイサイから届いたニューシングル「ラッキーガール」は、夢に向かって頑張るすべての人に向けた応援歌になっています。日本武道館公演を決めたサイサイだからこその説得力に満ちた内容ですね。
ひなんちゅ今回はメンバー4人がそれぞれ書いた歌詞を組み合わせて完成した歌詞なんですよ。結果、仲間を大事にしながら一緒に頑張っていこうという曲になりましたね。
すぅポジティブ全開で、ネガティブな要素は一切ナシです。地声で出るギリギリのキーなので、突き抜ける感じで歌いました。
ゆかるん掛け声も多いし、みんなで一緒にできる振りもあるので、ライブでの一体感がすごいんですよ。演奏しててもテンションが上がりますね。コーラスして、飛び跳ねながら演奏しているのでかなり忙しいんですけど(笑)、その全力感がこの曲にはピッタリなんじゃないかなって。
あいにゃん曲のイメージとしてはポップでキャッチーな感じなんですけど、間奏ではちょっと景色を変えたいなと思って、私はスラップをやったりしているんですよ。ひとつのイメージだけに収まりきらないサイサイの良さがいい形で出せたと思いますね。

――歌詞の中には日本武道館のことを想起させるフレーズもありますね。
ひなんちゅ2番のAメロのところですよね。「その場所へ」みんなを連れていくっていう「約束」はずっと心のどこかにはあったけど、このフレーズが出てきたのは本当に偶然なんですよ。後から言われて気づいたんです。

――曲が持っているテーマに、サイサイ自身の想いが意図せず重なったということなんでしょうね。
ひなんちゅそうだと思います。例えば野球だったら甲子園とか、吹奏楽だったら大きなコンクールとか、みんなそういう夢の場所があると思うんですよ。この曲を聴くことで、その夢の場所に向かって頑張って欲しいなと思いますね。

――ではカップリングについても一言ずついただけますか?
すぅ「恋花」はロマンチックな片想いの曲です。
ゆかるん個人的に激推し曲です。「THE女子!」って内容なんですけど、ぜひ男の人にも聴いてもらいたいですね。女の子のもどかしい気持ちがわかってもらえると思うので。
ひなんちゅもう1曲は「LOST.W」。私はこれ推し! ロック好きな私が5本の指に入るくらい好きな曲なので、ぜひバンド好きな方に聴いてもらいたいですね。
すぅ“ピーターパンシンドローム”をテーマに、ピュアな気持ちを持ったままの大人になりたいなっていう思いを書きました。
あいにゃん途中で3拍子になるパートがあったりとか、独特な雰囲気を持っているところが好きですね。後半、リズム隊のテンションが徐々に上がっていくところは特にこだわりましたね。

――本作を引っ提げて挑む今年の夏。さらなる活躍に期待してます!
あいにゃん夏フェスがいくつか決まっているので、このシングルの曲でガツンと爪痕を残したいですね。一般的なサイサイのイメージに近い「ラッキーガール」をやったかと思えば、「LOST.W」で一気に雰囲気を変えたりとか。
すぅ夏と言えば、「TUBE! BEGIN! サイサイ!」と言われるくらいになりたいので、今年の夏は思いっきり盛り上げていきたいと思います!
(文・もりひでゆき)

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