夢の京の歌詞
夢の京
| 発売日 | 2023年03月01日 |
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| 作詞 | 中島みゆき |
| 作曲 | 中島みゆき |
うなされ続けていたね 眠りの外(そと)の国では
終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた
眠れる歌を聴(き)かせて 鎮(しず)かな花を咲かせて
数(かぞ)えきれない涙の上に 粉雪(こなゆき)を降らせて
心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり
鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は
樹々(きぎ)は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は
悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの
夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無(な)い国へ帰ろう
時は戻らない 夢は戻れる 怖(おそ)れることはない
長く生きて来た樹(き)の根に 生まれたての若木(わかぎ)が訊(き)く
鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの
鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの
荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木(わかぎ)がただ背伸(せの)びをしている
夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無(な)い国へ帰ろう
時は戻らない 夢は戻れる 怖(おそ)れることはない
樹々(きぎ)は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は
欲の轍(わだち)に轍(わだち)を重ね 自(みずか)らを埋(う)ずめてゆくの
夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無(な)い国へ帰ろう
時は戻らない 夢は戻れる 怖(おそ)れることはない
怖(おそ)れることはない
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