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五輪開会式でカナダ国歌斉唱16歳シンガー、5月世界デビュー

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 バンクーバー・オリンピックの開会式の国旗掲揚でカナダ国歌「オー・カナダ」を歌った16歳の女性歌手ニッキーが、5月にワールドワイドでアルバム『Nikki(仮)』を発表することが決定した。可憐なルックスながら、大人顔負けの歌唱力がで観客を圧倒した彼女が、活動の場を自国から世界へ広げることになる。

ニッキー(C)Jeff_Lipsky 

ニッキー(C)Jeff_Lipsky 

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 カナダ、モントリオール出身のニッキーは、2006年の地元モントリオール・ジャズ・フェスティバルで、10万人の観客を前に史上最年少12歳で鮮烈なデビューを飾ったシンガー。13才になった2007年には、ダイアナ・クラールハービー・ハンコックの在籍するアメリカのジャズの名門レーベル「ヴァーヴ」に史上最年少の歌手として、ジャズ・ボーカルの女王エラ・フィッツジェラルドのトリビュート・アルバム『ウィ・ラヴ・エラ』に参加。2008年9月には、2007年のエラ・フィッツジェラルドに捧げたコンサートを収録したライヴ盤『ニッキ・デビュー〜エラへ捧げるスウィング』を自主制作で発売(日本でも2009年7月に発売)し、この作品はカナダで大ヒット。カナダ版グラミー賞“Juno Nomination”で2部門にノミネートし話題を呼んだ。

 マイケル・ジャクソンらを手がけたアメリカを代表するプロデューサーのクインシー・ジョーンズは、「彼女は天からの贈り物。間違いなく前世がある」と高く評価。その歌唱力は、カナダ国内だけでなく世界中で話題となり、今年5月に世界デビュー・アルバム『Nikki(仮)』のリリースが決定した。

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  • ニッキー(C)Jeff_Lipsky 
  • 自主制作で発売された『ニッキ・デビュー〜エラへ捧げるスウィング』(日本でも2009年7月に発売) 

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