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X JAPAN、開演2時間遅れもHIDEらの演奏で魅了

 再結成を果たしたロックバンド・X JAPANが28日(金)、満を持して東京ドーム3DAYS連続公演『X JAPAN 攻撃再開2008 〜破滅に向かって〜』の初日公演を行った。開始予定時刻から2時間以上遅れるも、TOSHIは「YOSHIKIがちょっと遅れたぜ」とお詫びを入れつつ、新曲「I.V.」など全9曲を激しい演奏とともに披露。さらに特殊映像などを駆使しギタリストの故・HIDEさんをステージ上に再現するなど、待ちわびていたファンを歓喜の渦へと誘った。

 開演予定時間から2時間以上過ぎた20時43分。会場から自然と拍手が沸き起こるとそれに応えるかのように会場は暗転、割れんばかりの歓声がドームを包み込んだ。1曲目の「Rusty Nail」で10年ぶりの"攻撃"を再開させたTOSHIは「10年ぶりに東京ドームに戻ってきました。色んな事がありましたけれど、またここでみんなに会えた事を嬉しく思う」とファンに向けて感謝の想いを語った。

 会場に設けられた巨大モニターにHIDEの映像が映し出されると、ドッと歓声が沸き起こり「HIDE」コール。実際のステージ上にHIDEが立っているかのような特殊映像には、驚きの声もあがりHIDEのギターサウンドに5万人が酔いしれた。YOSHIKIがこだわっていた"5人でのX JAPANライブ"が実現された瞬間だった。

 ドームを揺るがすほどのYOSHIKIたちの演奏と、TOSHIの天井を突き刺すかのような歌唱力に5万人の観客も応戦。本編ラストを飾った「紅」では赤いボンボンによって、会場が真っ赤に染められるなど、会場は一体感に包まれていた。また故・HIDEさんの代役をYOSHIKI直々に任命されたLUNA SEAのギタリスト・SUGIZOも登場し、HIDEさんの魂を受け継いだかのようなギターテクニックを披露した。

 なお、YOSHIKIがアンコール曲を演奏し終えた後に倒れるというハプニングがあり、翌日の「無謀な夜」公演開催に黄色信号がともった状態となった。

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