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【AKBドラフト】指名の決め手は? 大島優子は「センター映え」重視

 『AKB48グループドラフト会議』が、きょう10日午後4時から都内のホテルで初開催される。指名対象となる候補者は、上は大学2年の20歳から下は小学6年の12歳まで29人。AKB48、SKE48NMB48HKT48の全10チームのキャプテンが、同席するチームメンバーと相談のうえ、自チームに必要な人材を指名する。

きょう運命の日を迎える『AKB48グループドラフト会議』候補者29人(C)AKS

きょう運命の日を迎える『AKB48グループドラフト会議』候補者29人(C)AKS

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 来年1月からAKB48グループのチーム間で公演倍率、ファンの支持率を競うペナントレースを実施することが9日深夜に発表され、「チーム強化の第一歩」と位置づけられた同ドラフトで各チームが求める人材はさまざま。

 AKB48チームK の場合、8月に秋元才加(25)、板野友美(22)が卒業し、宮澤佐江(23)が中国・上海のSNH48に活動を一本化するなど、主力メンバーが相次いで離脱。キャプテンの大島優子(25)は公式サイトの動画で「チームKのセンターにその子が立ったらどう映えるか。どんなふうにみんなを輝かせて、自分も輝けるか」を決め手にあげ、センターとなりうる人材を求めていることを明かした。

 HKT48劇場支配人を兼務するチームH最年長の指原莉乃(20)は、早くから指名候補者を決めたと明言。平均年齢13歳の3期生9人がグループに加入したばかりとあり「普通に考えたら大人が欲しい。指名したい子が大人であることは別として」と濁した。48グループ総監督でチームAの高橋みなみ(22)はどのようにドラフトに関わるか不明だが、候補生へのハードルが上がりすぎていることを懸念し「即戦力というよりは、長い目できちんと育ててあげたい。伸び率のある子がいい」と話していた。

■有力候補は?

 指名・交渉が成立すれば一足飛びに正規メンバー扱いになるとされていたが、9日深夜にAKB48グループ総支配人の戸賀崎智信氏が、チームに所属しながら研究生同様にレッスンを積む「育成メンバー」制度を新設すると発表。チームキャプテンの意向によって、正規メンバーもしくは育成メンバーに振り分けられることになった。

 公式サイトでは個人プロフィール映像が公開されており、最も再生回数が多かったのは愛知・名古屋出身の横島亜衿さん(13)。ファンの間では松井珠理奈(SKEチームS兼AKBチームK)に「そっくり!」と評判で、ダンスも得意なことから期待値も高い。テレビ東京『AKB子兎道場』で行われた候補者アンケートで、「自分以外の候補者でスターになりそうなのは誰?」という項目で6票を集めて1位となったのは内木志さん(16)。メンバーが選ぶドラフトだけに、同世代の同性人気の高さは大きな指標となりそうだ。

■ドラフト会議ルール

 1巡目の指名は入札制で、全チームが選択希望候補者名を記入した用紙を同時に提出。単独指名の場合は選択が確定、指名が重複した場合は抽選で決定する。外れたチームは再度入札を行い、全チームが確定するまで繰り返し行う。選択を希望する候補者がいない場合は、1人も指名せずに「選択終了」する。

 2巡目以降も同様に行われるが、1巡目で選択終了したチームは参加不可。全チームが選択終了するか、全候補者が選択された時点で終了となる。候補者は意中のグループやチームから指名されなかった場合、拒否権はあるものの、拒否した場合はチーム入りの権利を失う。交渉期間は最長で12月末日まで。指名を行う各チームキャプテン(SKEはリーダー)は以下のとおり。

【AKB48】A:横山由依(20) K:大島優子(25) B:梅田彩佳(24)
【SKE48】S:中西優香(24) KII:高柳明音(21)E:松井玲奈(22)
【NMB48】N:山本彩(20) M:島田玲奈(20) BII:上枝恵美加(19)
【HKT48】H:穴井千尋(17)
※8月に結成されたばかりのAKB48チーム4(キャプテン峯岸みなみ)は不参加

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