今年バンド結成30周年を迎えるエレファントカシマシが、戦国の世を生き抜いた武州・忍城を舞台した映画『のぼうの城』(11月2日公開/犬童一心・樋口真嗣監督)の主題歌として新曲「ズレてる方がいい」を書き下ろしたことが8日、わかった。製作陣からオファーを受けた宮本浩次は「主人公成田長親に自分の心を投影し『ズレてる方がいい』というキーワードを得て、“ズレてる奴らのカッコよさ”を正面から歌い上げました」と、自信を持って送り出す。 映画製作陣はエレカシの起用理由について「キャリアの長さはもちろん、エッジを失わない人たちとして主人公の“のぼう様”(成田長親)に共通するものがあると感じた」と説明。一方の宮本は、ラッシュ試写に足を運び「男達の心象風景が細やかに鮮やかに描かれていてどんどん引き込まれてゆきました」と作品の世界観に触れ、作品から受けたイメージで書き下ろした数曲をもとに、今回の楽曲を完成させた。

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  • 映画『のぼうの城』の主題歌を手がけるエレファントカシマシ
  • 11月2日に公開が決定した映画『のぼうの城』 (C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

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