今年23回忌を迎える昭和を代表する歌手・美空ひばりさんのメモリアルコンサート『だいじょうぶ、日本!〜空から見守る 愛の歌〜』が、11月11日に東京ドームで開催されることが9日、発表された。ひばりさんと縁のある五木ひろしをはじめ、AKB48、郷ひろみ、小林幸子、近藤真彦、氷川きよしら豪華アーティストが集う。都内で会見を開いたひばりさんの愛息でひばりプロダクション社長の加藤和也氏は、東日本大震災が起きた日本に対し「母が存命ならば何をしたのかを考えた」といい、「身内としては悲願だった」1988年4月11日の「不死鳥コンサート」以来、23年ぶりのドーム公演を実施する。 「親子三世代を歌で繋ぎ、いつまでも被災者の気持ちに寄り添い愛を贈り続けること」をテーマに、ひばりさんの生き方に共感しているアーティストや、現在の音楽シーンのオピニオンリーダーが同企画に賛同し集結。加藤氏は「23回忌のメモリアルだけではなく、震災への応援の意味合いもある」と、終戦以降の日本に歌と芝居を届け続けたひばりさんの思いを現代にも伝えたいと説明。さらに「母の音楽を知る世代、AKB48の音楽を知る若い世代が、お互いの世代の音楽を認め合うことも大事」と明かした。

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  • ひばりさんの23年ぶり東京ドーム公演の開催を発表した加藤和也氏 (C)ORICON DD inc.
  • ひばりさん23年ぶりの東京ドーム公演『だいじょうぶ、日本!〜空から見守る 愛の歌〜』が開催へ (C)ORICON DD inc.

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