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夏川りみと秋川雅史が復興応援歌同時発売

 歌手・夏川りみとテノール歌手・秋川雅史がニューシングル「あすという日が」を9月21日に同時発売する。同曲は、宮城・仙台市立八軒中学校の吹奏楽・合唱部の部員たちが東日本大震災被災直後、同中の校舎で避難生活を送る被災者約100人の前で歌唱した合唱曲。その様子がNHKのニュースで報じられると、明日への希望を綴った感動的な歌詞もあいまって大きな反響を呼んでいた。

9月に同じ曲を同時発売する夏川りみ(左)と秋川雅史

9月に同じ曲を同時発売する夏川りみ(左)と秋川雅史

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 同曲を4月12日放送の『NHK歌謡コンサート』で夏川が歌唱すると、インターネット上で大きな反響を呼び、レコード会社への問い合わせも殺到。「より多くの人へこの曲を届けたい」という思いからシングル化が決まった。さらに、夏川と親交のあった秋川も同曲に関心を持っていたことを知り、「それぞれの世界観で表現し、一人でも多くの人に伝えましょう」と意気投合。それぞれのレコード会社から同日発売することが決定した。

 夏川はビクターエンタテインメントから優しく温かい歌声を、秋川はテイチクエンタテインメントから力強いテノールを日本全国に届ける。

■「あすという日が」…2006年8月に大阪で開催された『第30回 全日本合唱教育研究会全国大会』のために「吹奏楽とともに奏でられるさわやかなクラス合唱曲を」という依頼に基づき、詩人・山本瓔子さんの詞に作曲家・八木澤教司さんが付曲。ピアノ伴奏版と吹奏楽伴奏版の2種類がある。もとの詩は、詩集『山本瓔子詩集I 心のメッセージ しあわせの角度』(新風舎刊)に掲載。

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