9月15日より公開中の映画『ヴァンパイア』の岩井俊二監督が、同作を制作するにあたり影響を受けた作品の一つに挙げるのが、テレビドラマ『怪奇大作戦』の第6 話「吸血地獄」だ。交通事故死の後も、血を求めて毎夜さまよう女と、彼女を一途に愛する恋人との逃避行を描いた作品で、小学生だった岩井少年が出会った最初の“吸血鬼”だった。 『怪奇大作戦』は、1968年に『ウルトラセブン』の後番組として製作され、警察が手に負えないような難事件・怪事件を科学の力で解決するSRI(科学捜査研究所)の活躍を描いた空想科学テレビドラマ。
2012/09/23