俳優の仲村トオルと子役の鈴木福が16日、甲子園球場で行われたセ・パ交流戦の初戦となる阪神×日本ハム戦の始球式に登場した。ピッチャーは仲村、バッターは鈴木、スタンドの観客からは拍手喝采が巻き起こった。仲村が投げた外角低めのボールを鈴木が見事に空振りし、始球式は大成功。鈴木は「始球式は空振りすると教えてもらってたけど、ホントは打ちたかった」と話し、「今はサッカーをしているけど、野球もやってみたくなりました」と目を輝かせた。 一方、子供の頃、野球選手になるのが夢だったという仲村は、甲子園のマウンドに初めて立つ念願がかなって「中3まで野球部にいたんですが、自分の今の力だと甲子園に出るような高校のレギュラーになれないだろうと思って野球をあきらめて…。30年以上経って、甲子園のマウンドに立つなんて、“感慨深い”をはるかに通り越して、すごく不思議な感じでした。人生、面白いな」と語った。
2012/05/17