1976年のモントリオール五輪で当時14歳にして3つの金メダル、五輪史上初の10点満点を獲得し“白い妖精”と呼ばれたルーマニアの元女子体操選手、ナディア・コマネチ氏（49）が、フジテレビ系『世界体操 東京2011』（7日〜16日放送）のスペシャルコメンテーターを務めることが5日、わかった。ビートたけしがギャグとして使い、当時の“コマネチ”本人を知らない世代にも馴染み深い彼女の出演に、同番組の吉田昇プロデューサーも「この大会を、世界中を虜にした人物のフィルターで魅力を伝えていただければ」と大きな期待を込める。

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　コマネチ氏は、11日（火）午後11時15分より放送の「女子団体決勝」、13日（木）午後7時からの「女子個人総合決勝」のコメンテーターとして出演。日本開催の今大会では昨年エレガンス賞を受賞した田中理恵選手にメダル獲得へ大きな期待がかかるなか、“エレガンス”の元祖ともいえるコマネチ氏が「真のエレガンス」、「世界トップクラスの選手の内面」、「女子体操競技の魅力」などを熱く解説する。