今年3月に末期の直腸がんで余命半年と宣告され、延命治療を拒否していた俳優の入川保則(本名・鈴木安則)さんが24日午後3時20分、神奈川県厚木市内の病院で亡くなった。72歳だった。通夜・告別式は故人の希望で行わず、親族で自主葬を行う。
所属事務所によると、22日に長男の正則さんが病室から出るときに「帰るよ」と声をかけ、入川さんは「ありがとう」と細い声で一言だけ返し、それが人生最後の言葉となったという。最期は正則さんが一人で看取った。
入川さんは『銭形平次』『水戸黄門』などドラマや舞台で名脇役として活躍。昨年7月に直腸がんが見つかったときにはすでに全身に転移しており、余命を今年8月までと宣告されていた。遺作となる主演映画『ビターコーヒーライフ』が来年5月12日より公開される。
所属事務所によると、22日に長男の正則さんが病室から出るときに「帰るよ」と声をかけ、入川さんは「ありがとう」と細い声で一言だけ返し、それが人生最後の言葉となったという。最期は正則さんが一人で看取った。
入川さんは『銭形平次』『水戸黄門』などドラマや舞台で名脇役として活躍。昨年7月に直腸がんが見つかったときにはすでに全身に転移しており、余命を今年8月までと宣告されていた。遺作となる主演映画『ビターコーヒーライフ』が来年5月12日より公開される。
2011/12/25