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ジョン・レノン没後30年の命日にオノ・ヨーコ熱唱

 ジョン・レノン没後30年の命日である8日、ジョンを敬愛するアーティストが東京・日本武道館に集い、チャリティコンサート『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』を開催した。妻で音楽家のオノ・ヨーコは、ジョン生誕70周年でもある今年、自作曲「ライジング」を観客1万2000人の前で熱唱。77歳とは思えないほどパワフルな歌を天国のジョンに捧げた。

自作曲「ライジング」を観客1万2000人の前で熱唱した、ジョンの妻で音楽家のオノ・ヨーコ 

自作曲「ライジング」を観客1万2000人の前で熱唱した、ジョンの妻で音楽家のオノ・ヨーコ 

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 10周年を迎えた同コンサートのオープニングを飾ったのは、奥田民生吉井和哉斉藤和義のコラボレーション。1974年の撮影から36年を経て初公開された、ジョンの未公開写真がスクリーンに映し出されるなか、「スターティング・オーヴァー」と「ウーマン」を味のあるハーモニーで聴かせた。

 女優の吉永小百合は声のみで出演し、同コンサートが支援したフィリピンの学校に通う子どもたちから届いた手紙を朗読。「手紙を読んでいて胸が熱くなりました。今日のコンサートからアジア、アフリカ、ラテンアメリカの子供たちに学校がプレゼントされます。ヨーコさん、長い間のご努力ほんとうにありがとうございます」とヨーコをねぎらった。

 日本武道館にはこの日、奥田、吉井、斉藤のほか、ゆずBONNIE PINKLOVE PSYCHEDELICOらの常連組や東京スカパラダイスオーケストラ、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)の初出演組など12組が集結。フィナーレには、MCを務めたCocco、歌詞の朗読を担当した女優・鈴木京香を含む出演者全員と観客が「イマジン」を大合唱し、会場は愛と平和に包まれた。

 売上金で発展途上国の子どもたちに学校を寄付してきた同コンサートは今年、ハイチ、グアテマラ、マリに各1校、フィリピン、セネガルに各2校、パキスタンに5校の計6ヶ国12校を支援することを発表。これまで支援した学校は、当初の目標だった5年で50校を超え、28ヶ国107校にのぼる。

関連写真

  • 自作曲「ライジング」を観客1万2000人の前で熱唱した、ジョンの妻で音楽家のオノ・ヨーコ 
  • 会場のスクリーンで初公開された、ジョン・レノンの未公開写真 
  • オープニングを飾った(前列左から)斉藤和義、奥田民生、吉井和哉 
  • フィナーレは、出演者全員と観客が「イマジン」を大合唱した 
  • 毎年恒例となった光の芸術「オノコード」に感激の面持ち(左から:吉井和哉、オノ・ヨーコ、奥田民生) 
  • 「オノコード」で会場が光の海に 
  • 「オノコード」で会場が光の海に 
  • ヨーコが愛と平和を訴える(左から:斉藤和義、吉井和哉、オノ・ヨーコ、奥田民生、浅井健一) 

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