俳優の石原良純(60)が、その年に“ユーモア”で貢献し、世の中に明るい話題を提供した人に贈られる『令和4年度 ゆうもあ大賞』に選出され7日、都内で行われた表彰式に出席。コメンテーターとしての活躍が認められ、受賞した石原は、2月に亡くなった父・石原慎太郎さんとのエピソードを披露した。 石原は「今年は個人的な話ですが、大変な年だった」と回顧。「この1、2年ぐらいは、私が事務局長みたいな立場もやっていました」といい、「そうすると、父親とぶつかるんです」と打ち明けた。 特に印象に残っている大みそかの夜について、寝ようとする父に「こういうときだから2人で話でもしない?」と声をかけると「『お前何様のつもりだ?ちょっと売れたぐらいでいい気になりやがって。父親に知ったような口を叩くな!』と怒られまして…」と苦笑い。「亡くなる2日前に、『じゃあ仕事行くわ』って、手を取ろうとした瞬間に払われたんですよ」と病床でも“慎太郎節”が健在だったことを振り返った。
2022/12/07