北海道日本ハムファイターズの“BIG BOSS”新庄剛志監督が22日、都内で『株式会社META ALL-STARS』設立記者会見に参加。間もなくプロ野球開幕を迎えるが、現在の心境を明かした。 プロ野球のペナントレース開幕(25日)を3日後に控え、過密スケジュールとなっているが、前日の『TGC』に続いて、連日のイベント出席。司会から開幕直前という話題を振られた新庄監督は「あと3日後に迫っているんで」と苦笑いを浮かべていた。 質疑応答では、指揮官として初めて迎えるシーズンの心境を問われると新庄は「開幕どうこうという意識は本当にない。キャンプからオープン戦にかけてやってきたことを、そのまま続けていくっていうのは僕の中でブレないところ。そこでメラメラ燃えている選手たちが、グラウンドでドカンと今までやってきたことを吐き出してくれたら」と話す。監督としては「毎試合、いいムード作りを試合前にやって、そのままグラウンドに立ってほしい監督。それはずっとやり続けて戦っていきたい」と力を込めた。 さらに「野球の技術云々よりもメンタル的に『さぁ暴れてきなさい』という野球」とモチベーションの重要性を再度、熱弁。「点数を取らせない超守りの野球をやっていけたらいいな」と自身の野球観を改めて語っていた。 『META ALL-STARS』は、スポーツ領域で活躍するアスリート特化型のNFTマーケットプレイス。会見では、世界的な写真家レスリー・キー氏による新庄へのNFT生ライブシューティングが実施された。ライブシューティングで撮影されたものが即NFTで発売されるのは世界初という。新庄は「そういうのが大好きなんでワクワク」と笑顔を見せる。レスリー氏が撮影した中から喧々諤々の議論を重ねると2人で3枚セレクト。3枚のうち、1枚は1000万円で、残りの2枚は100万円からのオークションで販売される。新庄は「(開幕を)忘れてました」と撮影を満喫していた。