野球評論家の張本勲氏（81）が、28日放送のTBS系『サンデーモーニング』（後8：00）に出演し、番組を年内で卒業することを明かした。

　スポーツコーナーの終盤、張本氏は「私の都合で、シニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。したがって、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します。来年は節目で出てきますから、また番組でお会いできると思いますので、長い間大変ありがとうございました。特にTBSには心より感謝しています」と発表した。

　関口宏が「ちょっとさみしいわね」と語ると、中畑清氏が「喝もないんですか？」とさみしそうにポツリ。張本氏は「23年ずっとしてきたから。夏休みも取らなかったのは関口さんとオレくらいのものだもん」と笑顔で明かすと、番組から「あっぱれ」のBGMで労われた。

　中畑氏は「喝も貴重なんですよ。スポーツ界に何をしているんだって。ここにいてびっくりしますもん（笑）。そういう存在がスポーツ界にいないんですよね」とコメント。張本氏が「関口さんも長い間、ありがとう！」と感謝を伝えると、関口は「思い返せば、大沢親分と一緒に出ていただいて、喝とあっぱれが人気になりました」と振り返っていた。

　張本氏は来年以降、スペシャルご意見番として節目での出演する予定となる。