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【TGS2018】PS 25周年でようやく手にした“親子で遊ぶ文化”「ミニPSはその象徴」

 日本最大級のゲームイベント『東京ゲームショウ2018(TGS)』が20日、千葉・幕張メッセで開幕した。昨日も、ソニーが初代プレイステーションタイトルを20作品収録した「プレイステーション クラシック(ミニPS)」を18年12月3日に発売することを発表するなど、ゲームの話題で日本中が盛り上がっている。そこで、『TGS』にブースを設置しているソニーの広報担当者を直撃。「ミニPS」にまつわる様々なことを聞いた。

初代プレイステーション(右)と比べ、大幅に縮小したミニPS(左)(C)oricon ME inc.

初代プレイステーション(右)と比べ、大幅に縮小したミニPS(左)(C)oricon ME inc.

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■購入は期間内エントリーによる抽選 “転売屋問題”にもしっかりと対応

 これまでに登場した“ミニシリーズ”は、任天堂の「ミニファミコン」「ミニスーファミ」、SNKの「NEOGEO mini」などで、どれも反響が大きく、ただでさえ入手がしづらい点に加え“転売屋”の存在も大きな問題となった。その点については、「今日11時にウェブでの先行予約と抽選による販売方法を発表しました。先着順ではないのでご安心ください」とコメント。期間内にエントリーをし、抽選に当たれば購入権が得られるという仕組みなのだそう。

内蔵される20タイトルについて選考基準を聞くと、「ミニPSは世界中で発売されますが、どの国のものを買っても共通の5タイトルは変わらない」とのこと。そして、残りの15タイトルは、発売される国ごとに懐かしいタイトルや、人気だったものを内蔵するのだそう。今後、SNSでは内蔵タイトルの予想合戦で盛り上がりそうだ。

「プレステ1のときも2のときも、ローンチ時に『リッジレーサー』が発売されていました。だから知ってる人からすると、ローンチタイトルは『リッジレーサー』だよね、という反応になると思います」と選定タイトルの舞台裏を告白。さらに「そこにシンパシーを感じてくださる方も多いはず」と語った。

■他社のような“親子で遊ぶ”文化がなかった「PSはようやくそのフェーズに到達した」

そして、「PSはここ数年で新しいフェーズにきています」と強調。PSは、競合他社のような“親子で遊ぶ”という文化がなかったが、PS 25周年を迎えようやくそのフェーズが整ったと広報担当者は説明する。

「懐古主義という部分もありますが、PSがゲーム機として“ネクストステージ”に入ったという印象であり、クラシックはその象徴でもあります」と、『ミニPS』に込めた想いを語ってくれた。

<プレイステーション クラシック/9,980円(税別)>
2018年12月3日(月)より数量限定で発売。20作品内蔵で、ソフトウェアタイトルは、『R4 RIDGE RACER TYPE 4』『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』『鉄拳3』『ファイナルファンタジー7 インターナショナル』『ワイルドアームズ』の5本が発表。残り15本は順次発表される。

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