30日にTBS系で生放送される『第59回輝く！日本レコード大賞』（後5：30）に先立ち、このほど同局で「日本レコード大賞」候補となる優秀作品賞や新人賞などを受賞した歌手（一部）が取材に応じた。今回、優秀作品賞に選ばれた10曲のうち、3曲が秋元康氏総合プロデュースのアイドルグループ、AKB48、乃木坂46、欅坂46の楽曲。この3組が大賞を争う展開は初めて。各グループから代表者が3人ずつ出席し、受賞の喜びや意気込みを語った。

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　3グループの中では最もキャリアのあるAKB48の横山由依は「秋元康先生がプロデュースしてくださっている3組が一緒に『レコード大賞』のステージに立たせていただけるなんて、改めて秋元先生の楽曲はすばらしいなと再確認しました。30日当日は全国の皆さんに届くようにパフォーマンスをしたいと思います。AKB48らしく大賞を目指していきたいと思っております」とコメント。

　AKB48として優秀作品賞は9回目。2011年「フライングゲット」、12年「真夏のSounds good！」で2年連続大賞も受賞している。今年は、『第84回NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部の課題曲でもあった「願いごとの持ち腐れ」で、5年ぶり3度目のレコード大賞を狙う。

　12年2月デビューの乃木坂46は「インフルエンサー」で初受賞。桜井玲香は「ライバル視というよりも、私たちは結成当時AKB48さんを目標にしてやってきたグループですし、欅坂46は私たちと同じ坂道グループの妹分です。結成当時、AKB48の皆さんと一緒にこの場所に立てるとは夢にも思っていなかったですし、欅坂46まで一緒に初めてを経験・共有できるのは本当に奇跡だと思います。ライバルというよりもうれしいという気持ちがすごく強いです。乃木坂46としては、一丸となって上を目指したいと思います」と冷静に話していた。

　16年4月デビューの欅坂46は「風に吹かれても」が初のレコ大候補に。「改めてAKB48さんと乃木坂46さんという憧れの大先輩方とここに立たせていただいていることに、本当に感謝しております。さっき先輩がおっしゃっていただいたように奇跡だと思っています。私たちも先輩方のように素敵なアイドルになれるように精一杯気を引き締めて頑張って参りたいと思います」と意欲を燃やしていた。

■会見出席者
▼優秀作品賞
乃木坂46（齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣）、三浦大知、氷川きよし、三山ひろし、欅坂46（菅井友香、小林由依、鈴本美愉）、AI、西野カナ、AKB48（横山由依、渡辺麻友、松井珠理奈）、AAA（浦田直也）、SEKAI NO OWARI

▼特別賞
荻野目洋子

▼企画賞
三浦祐太朗
The KanLeKeez

▼日本作曲家協会選奨
杜このみ

▼新人賞
つばきファクトリー
中澤卓也
NOBU
UNIONE