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『銀河鉄道999』40周年で来年舞台化 主人公・鉄郎役に中川晃教

 松本零士氏によるSF漫画の金字塔『銀河鉄道999』が1977年の連載開始から40周年を記念し『「銀河鉄道999」〜GALAXY OPERA〜』として舞台化されることが、明らかになった。来年6月23日から東京・明治座を皮切りに福岡、大阪と上演される。主要キャストも発表され、原作の松本氏総監修のもと主人公・星野鉄郎役に中川晃教、メーテル役にはハルカが決定した。

『銀河鉄道999』が2018年に舞台化 (C)松本零士・東映アニメーション

『銀河鉄道999』が2018年に舞台化 (C)松本零士・東映アニメーション

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 78年にはテレビアニメ化され、劇場版も複数製作された同シリーズ。今回の舞台化では79年公開の劇場版第1作のストーリーをもとに、鉄郎と宿敵である機械伯爵が時間城で対決するまでを、オリジナルのシーンも交えながら描く。

 機械伯爵は染谷俊之が演じるほか、リューズ役に舞台初挑戦の矢沢洋子、シャドウ役に雅原慶、トチロー役には入野自由が決定。また、クイーン・エメラルダスには宝塚歌劇団宙組六代目トップスターの凰稀かなめ、キャプテン・ハーロックには平方元基と豪華な共演陣がそろった。また、車掌はお宮の松、トチロー・鉄郎の母・プロメシュームは小野妃香里(声)、アンタレスは塚原大助がそれぞれ務める。

 「私は鉄郎と共に今も旅を続けております。 終着駅はまだまだです。舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜、とても楽しみです」と期待を寄せる松本氏。メーテル役に抜てきされたハルカについては「美しくて、おだやかで、優雅な女性です。メーテルにふさわしい女性です。きっと少年たちを力づけてくれるでしょう」と太鼓判。そして、「自分の分身である鉄郎を中川晃教さんに演じていただけることが、光栄で心から感謝しています。とてもうれしいです」と主演の中川にも全幅の信頼を置いている。

 中川は松本氏の思いを受け「鉄郎を通して、先生と心を重ねられる喜びと緊張とが入り混じった気持ちです」と気を引き締める。また「今観てもなにかが心に感じられる、そんなすてきな作品の舞台化。しっかりと命を吹き込めるよう、銀河鉄道999 に係るすべての方たちと、そしてそれを観に来てくださるお客様と、すてきな銀河の旅ができるよう、力いっぱい頑張ります」と意気込んだ。

 メーテル役に挑むハルカも「私は、松本零士先生と星野鉄郎に幾度となく勇気付けられました。 今度は私が、メーテルとして鉄郎を勇気付ける番です」と気合十分。「そしてこの舞台を通して、鉄郎と同じように孤高の旅を続けている方たちを、少しでも勇気づけられたならこんなに幸せなことはありません。 零士先生がメーテルに託した少年たちの夢をしっかりと受け継ぎ、誰よりも強く美しい女性を演じたいと思っております」と大役への決意を語っている。

 来年6月23日〜30日まで明治座、7月21日、22日に福岡・北九州芸術劇場、同25日〜29日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケット発売日など詳細は後日発表される。

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