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『あの花』『ここさけ』脚本家・岡田麿里氏、劇場アニメ初監督 来年2・24公開

 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)の脚本を務め、今年は実写映画『暗黒女子』(4月公開)、『先生!』(10月公開)も手掛ける岡田麿里氏が、劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年2月24日公開)で、監督デビューすることがわかった。自ら脚本も執筆するオリジナル作品。岡田氏は「脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります」と、監督初挑戦への思いを語っている。

 少年少女たちのもどかしい青春を細やかな心理描写に定評のある岡田氏が「書いてみたかった物語」とは、「人と人との触れ合いが織りなす、出会いと別れの物語。誰もがいつかの自分を重ね合わせられるような、じんわりとした温かさのある作品を目指しています」。

 なぜ、監督に挑戦することとなったのか。岡田氏は経緯を振り返り、「今から5年前。P.A.WORKSで脚本を担当した作品のイベントがあり、その楽屋で堀川(憲司)社長に『岡田さんの100%をさらけだした作品を、いつか見てみたい』と言われました。阿呆な私はその言葉を完全に真に受け、悶々と考えました。『作品で自分をさらけだすって、どういうことだろう?』。アニメーション制作という多くの人がかかわる共同作業の世界で、堀川社長の言葉を実現しようとするなら、すべてのセクションに最初から最後まで関わるしかない。私は堀川社長に、監督をやらせてほしいとお願いしました。緊張しすぎて、口の中がからからになったのを覚えています」。

 そんな岡田氏の申し出に「監督という提案には驚きましたが、言葉を絞り出す岡田さんからは覚悟が伺えました。劇場作品であることを条件にOKしました」と、アニメーション制作を引き受けたのがP.A.WORKSの堀川憲司社長。そして、「初監督をサポートするのは『この作品は素晴らしい作品になるに違いない。最高のものにしたい』と考える力のあるスタッフ」(堀川氏)が集結した。

 チーフディレクターに篠原俊哉氏、キャラクター原案に吉田明彦氏、キャラクターデザイン・総作画監督に石井百合子氏、音楽はアニメ・ドラマ・映画・ゲーム等幅広く活動するサントラ界の大御所・川井憲次氏が手がける。

 公開されたティザービジュアルは、草原の中を走る二人の向こうに大きな空が広がる、壮大な世界を感じさせ、特報では、山間に豊かな水をたたえ、広がる石橋を髪の長い1人の少女が走り、どこか愁いを帯びた瞳で、何かを見つめている…。旗を織る手、歴史を感じさせる石畳の街並み、大きな手が小さな手を取り合うシーンなど、数々のイメージがテンポよくつながり、岡田氏が描く新たな世界への期待が膨らむ映像となっている。

■岡田麿里監督 プロフィール
1976年生まれ、埼玉県出身。
1996年にビデオシネマで脚本家デビューを果たし、以降も漫画原作やゲーム、ラジオドラマなどの脚本を手掛ける。98年に『DTエイトロン』でアニメ脚本を手掛けてからは、アニメを中心に数々のヒット作品のシリーズ構成・脚本を担当。主な作品に、『スケッチブック 〜full color‘s〜』(07年)、『花咲くいろは』(11年)、『true tears』(08年)、『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』(13年)、『とらドラ!』(08年)、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(13年)、『黒執事/黒執事II』(08/10年)、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)。

■スタッフ
監督・脚本:岡田麿里
チーフディレクター:篠原俊哉
キャラクター原案:吉田明彦
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
美術監督:東地和生
美術設定・コンセプトデザイン:岡田有章
音楽:川井憲次
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:P.A.WORKS

■公式サイト
http://sayoasa.jp

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」



関連写真

  • 『あの花』『ここさけ』脚本家・岡田麿里氏が初監督する劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』2018年2月24日公開(C)PROJECT MAQUIA
  • 7月8日から前売り券を発売。特典は特製クリアファイル(C)PROJECT MAQUIA

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