日本のサービス業における顧客満足、ロイヤルティの指数化などを研究している慶應義塾大学・鈴木秀男教授が今月4日、今年で9回目となる『プロ野球のサービスの満足度調査』を発表。同調査は、昨シーズン1回以上の試合観戦をしたことのあるファンに、応援するチームについての満足度を調査したもので、今回は昨年2016年に25年ぶりのリーグ優勝を果たした【広島東洋カープ】(72.59)が、2年ぶりに首位を奪還した。 調査時の回答に書かれた理由には「地元に根付いた魅力がある」(広島県/30代前半/女性)という“カープ女子”の声や、「ファンとの一体感のあるチームの雰囲気が良い」(東京都/50代前半/男性)などの意見が多く、ファンがチームとの絆を感じていることが、色濃く見える結果となった。
2017/03/27