人気グループ・EXILEのパフォーマー・小林直己とE-girlsでHappinessのSAYAKA、楓、YURINO、須田アンナ、川本璃が11日、宮城・仙台市の「EXILE PROFESSIONAL GYM仙台校」に岩手・大槌町、山田町、宮古市の子どもたち28人を招き、ダンス教室『夢の課外授業』を開催し、被災地復興支援活動を行った。

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　小林は2013年5月に復興支援の活動としてEXILEのTETSUYAと大槌町を慰問。以来、一人でも訪問し、大槌町の復興支援団体や地元住民らと親睦を深めているが「震災から6年が経ち、やっぱり被災された皆さんにしかわからない思いは正直あると感じる」と語る。そのなかで親交のある被災者の「自分たちの代で全てを解決しきることはできないが、いい形で次の世代に受け渡すことはできると思う」との言葉を胸に刻み、支援活動を続けているという。

　ダンス教室ではEXILEの代表曲の一つとなった東日本大震災の復興支援ソング「Rising sun」の振り付けを指導。「未来へという想いを込め、東北をイメージし、振り付けによさこいの動きを組み込んだり、みんなで一緒に歌って踊れるようにメンバー全員で考えた」という同曲がスタジオに流れると、緊張気味だった子どもたちは笑顔に変わり、複雑な足の動きがあるサビのパートの振り付けなどにも汗だくになりながら一生懸命取り組んだ。

　小林は「一緒に汗をかいて体を動かすというのは、いろんな垣根を取り払ってくれる。改めてダンスのいいところ再発見できた」と喜ぶ。初めて復興支援の活動に参加したHappinessの楓は「すごく皆さんのパワーや熱い視線が伝わってきて、純粋に楽しんだり、一生懸命やるっていうのを、改めて皆さんに教えてもらった」と話し、「実際に接することで、喜んでもらえたり笑顔を見ることができて、少しかもしれませんが子どもたちのパワーになれると感じた」と手応えを口にした。

　レッスン後には小林とHappinessから記念のTシャツとタオルをプレゼント。約90分に及んだ課外授業を終え、楓は「ダンスを通じて、幸せや夢を共有して、日本をもっと夢であふれるような活動を私たちもしていきたい」と語り、小林も「東北に初めてできたEXPG仙台校を拠点に、東北の皆さんとさらにつながりを持って盛り上げていきたい」と支援活動の輪を広げていくことを誓った。