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『カーズ』最新作の特報公開 元F1レーサー・片山右京と福沢朗アナの実況入り

 ディズニー/ピクサーの人気シリーズの最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)の映像初披露となる特報が到着した。

ディズニー/ピクサーの新作長編アニメーション『カーズ/クロスロード』特報では、F1レーサーだった片山右京と、福澤朗アナウンサーが主人公:マックィーンの“走り”を実況する

ディズニー/ピクサーの新作長編アニメーション『カーズ/クロスロード』特報では、F1レーサーだった片山右京と、福澤朗アナウンサーが主人公:マックィーンの“走り”を実況する

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 「カーズ」シリーズは、2006年に誕生。自信過剰な新人レーサーとして登場した真っ赤なボディのスポーツカー、ライトニング・マックィーンが、田舎町「ラジエーター・スプリングス」に迷い込んだことで、人の優しさに触れ、“人生”というレースに勝つだけではない、本当に大切な事に気づき、真の強さに目覚めていく物語は、全世界で大ヒットを記録した。

 11年公開の2作目を経て、3作目となる本作では、サーキット場のスーパースターとなったマックィーンがヘ?テランレーサーとなり、若手の最新型レーサーの台頭という時代のニューウェイブに飲みこまれていく。そんな中、レース中に大クラッシュをしてしまったマックィーンは初めて挫折を経験し、人生の大きな岐路=クロスロードに立たされる。

 今回の特報では、衝撃的なクラッシュシーンが早くもお披露目となった。それも、元F1レーサーで“走り”のスペシャリスト・片山右京と、フリーアナウンサーで“実況”のスペシャリスト・福澤朗による、実況解説入りという特別仕様。

 福澤は「右京さんとこういった形で仕事ができるのがとても光栄でした。元レーサーの方の脇で実況的なポジションでしゃべるということは非常にアナウンサー冥利につきます」とコメント。片山は今回の映像を観て、「コンクリートウォールを駆け抜けるマシンの風の音と、V8エンジンの音に鳥肌が立ちました。しばらく自分は現役から離れているので、戦うとか走るということに対して、どこか対岸にいたというか違う世界に思えたのが、一瞬にしてザワザワするものがありました。とくにマックィーンのアクシデントを見たときに、呼び覚まされるものがありました」と語っている。

 映画のテーマで副題にもなっている“クロスロード”=分岐点について、片山は「失敗して後悔したとしても、またその先に違う分かれ道が来るはずだし、それは最後までわからないと思うのですが、その交差点、“クロスロード”に立っているときにはしっかり自分と向き合ってあきらめないで進みたいなと思いました」と心動かされた様子。

 福澤も「テレビの世界自体が、僕らの世代の10代20代の頃とはガラっと様変わりし、いまはまるっきり違う世界観で物がつくられています。そんな中で歳を重ねてきた自分がどういう役割を果たすべきか。日々クロスロードと言ったら言い過ぎかもしれないですけれども、いつも迷いながらハンドルを握っています」と心中を明かした。

 大きな挫折を経験し、人生の選択に迫られたとき、マックィーンは走り続けることができるのか。物語はつづく。

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