体操の内村航平(28)選手が29日、都内で行われた書籍『栄光のその先へ 内村航平語録-8年無敗の軌跡』発売記念イベントに出席した。体操選手としては初の世界選手権6連覇・オリンピック個人総合2連覇の偉業を達成した内村選手は、テレビ・イベント出演が増えたといい「19、20歳の時は(人前で話すのが)あまり好きじゃなかった。今は、恥ずかしさは全然ないです」と明かした。 かつては自分の言葉で伝えていきたいという思いもなかったいう内村選手は、積極的に表舞台に立つようになった心境の変化を「成績を残すにつれて、どうにかして伝えていきたいなと変わっていった」といい、「経験をいかに後輩に伝えていくか、観ている皆さんにどう伝えていくかってことが、これから先、僕のやっていく仕事。今後の体操界の発展にもすごくつながること」と力を込めた。
2017/01/29