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太川陽介&蛭子能収、来年正月で『路線バスの旅』卒業 全国「行きつくして…もうルートがない」

  俳優の太川陽介と漫画家でタレントの蛭子能収が、毎回異なるマドンナ(女性ゲスト)を迎え、台本なし、仕込みなし、路線バスだけを乗り継いで3泊4日でゴールを目指すテレビ東京の人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の特別編が26日“土曜スペシャル”枠で放送され、番組の最後に太川と蛭子が来年正月の第25弾をもって卒業することが発表された。

(左から)太川陽介、蛭子能収 (C)ORICON NewS inc.

(左から)太川陽介、蛭子能収 (C)ORICON NewS inc.

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 秋元玲奈アナウンサーから「ここで2人から重大なお知らせがあるんですよね?」と振られた太川は「僕達、太川陽介、蛭子能収は正月の第25弾を持ちましてこの番組から卒業させていただきます」と報告。

 理由については「我々、沖縄しか残すところがないんです。もう全部行きつくしちゃって…もうルートがない」と説明し、残す最後のバス旅に向けて、蛭子は「それだけは絶対ゴールしたいですね」と奮起。太川も「頑張りましょうね。一生懸命やるしかないですから」と意気込んでいた。

 2007年から不定期に放送されている同番組では、出演者が観光を楽しむよりも時間に追われながら行動する姿や、バスの車内、待ち時間での地元住民との触れ合いが人気となり、激戦区である土曜夜のゴールデンタイムにおいて、コンスタントに10%を超える視聴率を獲得。リーダーとしてまとめ役となる太川とマイペースな蛭子コンビもすっかり定着し、2015年の春には初の海外ロケを台湾で行った映画版も公開された。

 この日の放送では、同局の移転スペシャルと題し、太川と蛭子は旅に出ずに俳優の田中要次、芥川賞作家の羽田圭介氏、元SKE48で女優の宮澤佐江の3人が熱海から金沢を目指す旅へ。駐車されたバスの中から太川と蛭子は秋元アナウンサーとともにVTRで旅の様子を見守っていた。太川と蛭子の卒業スペシャルは来年新春に放送される。

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