ティム・バートンとジョニー・デップの鉄板コンビで2010年に大ヒットした映画の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)。今作から登場する新キャラクター“タイム”を演じる俳優サシャ・バロン・コーエンが、先月に英ロンドンで行われたヨーロッパプレミアで気になることを言っていた。「(撮影中)たくさん即興芝居をしたよ。やり過ぎてカメラの一つが壊れて、いま訴訟中だよ」。 訴訟中というのはジョークにしても、カメラが壊れたというのは本当の話。それは、本作のテーマでもある“時間”についてのダジャレが次々と出てくるティーパーティーのシーンの撮影中に起きた。あるテイクで、ジョニーとサシャのアドリブが止まらず、「そのテイクは延々と続いたんだが、ブルースクリーンでずっとやっていると照明がたくさんあるからスタジオ内が熱くなり、カメラ1台が溶けたんだ」とサシャ。
2016/06/06