人気アイドルグループ・AKB48が16日、東京ドームシティホールでライブイベント『AKB48単独リクエストアワー セットリストベスト100　2016』（16日〜18日、3日間5公演）をスタートさせた。9年目を迎えた1月恒例のイベントは、今回初めて投票対象曲をAKB48単独、AKBグループに分けて開催。AKB単独の初日昼公演では100位→81位までがカウントダウン形式で発表、披露された。

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　本イベントは2008年から毎年1月に開催。これまでは姉妹グループも含めた対象曲の中からファン投票で“選抜”された上位曲をカウントダウン形式で発表、パフォーマンスしてきたが、今回は初のAKB単独開催で劇場公演曲、CD曲トータル543曲の中から上位100曲を決定する。

　オープニング曲の100位は「思い出のほとんど」。もともとは前田敦子と高橋みなみの盟友コンビのバラードだが、昨年末でAKBの活動を終えた高橋はイベントには不参加だったことから、代わりに小嶋陽菜と峯岸みなみの1期生コンビがしっとりと歌いあげ、観客2000人を魅了した。

　前日、ライザップで2ヶ月間鍛え上げた腹筋を公開したことで話題となった峯岸は「若干、皆さんが私の体をイヤらしい目で見ている」と言って笑いを誘い、メンバーが峯岸の腹筋を「エロい」とはやしたると、「エロいよね。腹筋を動かすことでより強調してる」とご満悦だった。

　93位は、第1回からランクインしている人気曲「夕陽を見ているか？」。冒頭のセリフは新総監督の横山由依が担当し「8年前から変わらずランクインしている曲があります。私たちも心を込めて歌い継いでいきたいと思います」とファンに誓った。

　昼公演ラストの81位は、第3回（2010年）に1位を獲得した「言い訳Maybe」。前田敦子のセンターポジションには渡辺麻友が入り、イキイキと歌って踊った。

　アンコールでは、AKB初の演歌歌手・岩佐美咲がソロ5枚目のシングル「ごめんね東京」（1月6日発売）を艶やかなピンクの振袖姿で歌唱。朝ドラ主題歌で話題の「365日の紙飛行機」は、この日不在のNMB48山本彩に代わり、小嶋がセンターを務め、さわやかに歌唱した。こじはるは「年末からずっとこのパート歌いたくて。まさかここでかなうなんて」と大喜びしていた。

■『AKB48単独リクエストアワー セットリストベスト100　2016』
100位　思い出のほとんど（小嶋陽菜、峯岸みなみ）
99位　口移しのチョコレート（柏木由紀、平田梨奈、岡田奈々）
98位　最初の愛の物語（大和田南那、木崎ゆりあ、高橋朱里）
97位　Pioneer（横山チームA）
96位　草原の奇跡（峯岸チームK）
95位　ときめきアンティーク（島崎遥香、加藤玲奈、小嶋真子）
94位　チャンスの順番（センター：藤田奈那）
93位　夕陽を見ているか？（センター：横山由依）
92位　挨拶から始めよう（チーム8）
91位　チームB推し（木崎チームB）
90位　純情主義（岡田奈々、村山彩希、谷口めぐ）
89位　汚れている真実（チーム8）
88位　10クローネとパン（横山由依、向井地美音、宮崎美穂、大森美優、武藤十夢）
87位　青空カフェ（センター：小嶋真子）
86位　君を君を君を…（センター：武藤十夢）
85位　秘密のダイアリー（センター：高橋朱里）
84位　大声ダイヤモンド（センター：木崎ゆりあ）
83位　ひと夏の反抗期（センター：小嶋真子）
82位　Party is over（センター：大和田南那）
81位　言い訳Maybe （センター：渡辺麻友）
【アンコール】
EN1　ごめんね東京（岩佐美咲）
EN2　365日の紙飛行機（センター：小嶋陽菜）
EN3　唇にBe My Baby（センター：横山由依）