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ギャグ漫画『珍遊記』実写映画化 松山ケンイチが坊主頭にパンイチで山田太郎役

 シュールで破壊的なギャグが大人気を博した伝説の漫画『珍遊記〜太郎とゆかいな仲間たち〜』が実写映画化され、来年2月27日に公開されることが10日、わかった。主演は、クセのあるキャラクターを演じさせれば右に出る者はいない松山ケンイチ。坊主頭にパンツ一丁という原作・山田太郎そのままの格好で演じている。映画はすでに完成しており、松山は「しばらくの間、僕を裸にしてくれる作品がなかったので受けさせていただきました。自分としては良く脱げた方だと思います」。原作者の漫☆画太郎氏は「史上最低のクソ映画にしろって言ったのに、なんでこんなにおもしろくしたんだバカヤローッ!! 『◯◯の巨人』の監督に撮り直させろーーッ!!!」とコメントしている。

唯一無二の存在感!?あの『珍遊記』山田太郎役を実写で怪演した松山ケンイチ(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会

唯一無二の存在感!?あの『珍遊記』山田太郎役を実写で怪演した松山ケンイチ(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会

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 原作は、1990年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した、唯一無二の存在感を放つ孤高の漫画家・漫☆画太郎氏による伝説のギャグ漫画。連載が開始されるや、瞬く間にコアなファンから熱烈な支持を受けていた。その実写映画化は、これまでにネットで話題になったこともあったが、本日その詳細が明らかになった。

 すでに完成している実写版は、原作をほぼ忠実に映像化しており、そのかもしだす空気とシュールな世界観、破壊的なギャグもそのまま。冒頭から繰り出されるテレビでは放送できないセリフのオンパレードや、登場するキャラクターを演じる役者の芝居と見た目の完成度は、原作ファンを納得させる完成度に仕上がっている。前期ドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)でのひろし役を好演。過去にも、『デスノート』のLや『デトロイト・メタル・シティ』のヨハネ・クラウザーII世などクセのある役どころを見事に演じきり、キャラ役に定評のある松山は、今回はそれらに勝るとも劣らない最強の強烈キャラ・山田太郎を文字通り“怪演”している。

 メガホンを取るのは、『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』『激情版 エリートヤンキー三郎』など漫画原作の実写映画での独特のコメディセンスあふれる演出で知られる山口雄大監督。脚本は、『キングオブコント2011』&『同2013』で決勝に進出したお笑いトリオ・鬼ヶ島のリーダー兼小ボケ担当のおおかわらと、『銀魂』『おそ松さん』(テレビ東京系)など話題のアニメ作品に携わっている放送作家の松原秀氏が手がけている。

 山口監督は、松山の起用について「原作のビジュアルイメージとは違うけれど、本質を捉えて演じることができる松山くんの名前が上がりました。松山くんとは以前に『ユメ十夜』(2007年)で仕事していて、そのときから画太郎ファンなのは知っていましたし、長編作品でいつかまたガッツリやりたいと思っていたので、願いが叶ったというわけです」。

 さらに、『珍遊記』というケタ外れの下品さも秀逸なギャグ漫画の超難関とも思われる実写化には「実写版は、より画太郎作品の本質を捉えたものになっていると思います。一般的に、画太郎作品はドギツイ絵柄やエキセントリックな描写に目を奪われがちですが、ほんとの中身は小学生レベルのピュアさを持っているんです。だから画太郎作品はアンダーグラウンドではなく、少年ジャンプなんですね。冗談で“暗黒のピクサー”なんてことをスタッフに言ったりしながら(笑)、小中学生が楽しめるものということをテーマに作りました。小学生が学校でパンイチ登校とかしてくれて、PTAから『珍遊記』禁止とかになってくれれば、なおのこと嬉しいです」とコメントしている。

 実写版は、原作と同じく、天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘が、天下の不良少年・山田太郎の妖力を封じ込めるところから物語が始まる。嫌々ながらも太郎を更生させるためにともに旅をすることになった玄奘は、立ち寄ったある村で太郎に遺恨のある人物と再会することになる。

 松山以外のキャスト陣、物語の詳細などは追って発表される。

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