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AKB48が8年越しの約束実現 黎明期ファンが高額写真集に託した思い

 AKB48が6日、都内のザ・プリンスパークタワー東京で『AKB48劇場オープン10年祭』を開催した。2005年12月8日にオープンしたAKB48劇場(東京・秋葉原)が2周年を迎えた直後の08年1月、2000部限定で発売した写真集購入者らを対象に行われ、当時在籍していた前田敦子大島優子板野友美篠田麻里子ら1〜3期生までの卒業生25人、現役メンバー19人が一挙集結した。

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 この日行われたのは、8年前に発売された写真集『AKB48 2nd Anniversaryスペシャルフォトアルバム』を購入したファンとの“約束の”イベントだった。主賓として会場の前方席が用意された「レジェンドファン」が当時購入したのは、4万8000円(税込5万400円)の高額写真集。中には「AKB48劇場オープン10周年祭」の招待券「10th Anniversary Premium Live Ticket」が封入されていた。

 当時、2周年を迎えたばかりで、ブレイクの兆しも見えていなかったAKB48が10周年まで存続しているのか疑問視され、この特典は波紋を呼んだ。それでも、AKBの未知数の未来にかけたファンが購入し、2000部は完売。結果としてAKB48はあす8日に10周年を迎えることになり、チケットを失くさずに保持していたファンのうち、今年9月15日から10月末までの間に購入者登録の認証を済ませた約500人が10周年の祝福に駆けつけた。

 ファンは事前に何も知らされず、会場に入場すると、1〜3期生と現役の選抜メンバーがサプライズでお出迎えした。黎明期を支えたファンとあり、メンバーも見知った顔が多く、壇上から満面の笑みで手を振って再会を喜んだ。最前列には「どうしても招待したかったファン」として、06年に劇場内で倒れ、その後亡くなった伝説のファン「ライダーさん」の席も用意され、秋元康氏が故人のために書き下ろした「ライダー」をBGMで流す一幕もあった。

 現役としてこの日を迎えた高橋みなみは「わたしたちの未来を信じ、チケットを捨てないでくださったレジェンドファンの皆さん、10周年祭にお越しいただきありがとうございます」と感無量。「この顔ぶれを見た時、感動して泣くんじゃないかと思ったら面白くなってしまった。みんな、年とったね。皆さんの生存を確認できてうれしく思っています」と冗談めかし、笑いに変えた。

 レジェンドファンは、10年を振り返る「AKB48運営 失敗の歴史ベスト5」の映像で、メンバーさえも知らないエピソードに同調したり、メンバーも有名なファンを名指しでいじったりと、終始アットホームな雰囲気。こけら落とし公演の観客が7人だった話は有名だが、巨大なグループとなり10周年を目前に控えてなお、ファンと深い絆でつながれていることを感じさせるイベントとなった。



関連写真

  • 2008年1月に発売された写真集『AKB48 2nd Anniversaryスペシャルフォトアルバム』 (C)AKS
  • 10周年公演の招待券「10th Anniversary Premium Live Ticket」が封入されていた  (C)AKS
  • 2008年1月に発売された写真集『AKB48 2nd Anniversaryスペシャルフォトアルバム』 (C)AKS
  • 2008年1月に発売された写真集『AKB48 2nd Anniversaryスペシャルフォトアルバム』 (C)AKS

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