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『フィニアスとファーブ』7年にわたるシリーズ完結 キャストも感無量

 世界167ヶ国、35の言語で放送されている「ディズニー・チャンネル」のオリジナルテレビアニメ『フィニアスとファーブ』。米国では2007年8月から、日本では2008年2月から放送開始し、放送中のシーズン4をもって完結。そのファイナルエピソード「フィニアスとファーブ/夏休み最後の日」が、13日(後8:30)に日本初放送される。

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 『フィニアスとファーブ』は、天才的な頭脳と想像力をもつフィニアスとファーブ兄弟の奇想天外な発明と、二人のペットであり実は悪と戦う敏腕エージェントでもあるカモノハシ”エージェントP(カモノハシペリー)”の活躍が、テンポよく展開する人気コメディアニメ。米テレビ界で最も権威のあるエミー賞の受賞実績もあり、人気のみならずそのクオリティも評価されている。ほとんどのエピソードでミュージカルシーンがあるのもこのアニメの特徴の一つだ。

 最後のアフレコを終えたばかりの、フィニアス・フリン役の声優・宮田幸季、ファーブ・フレッチャー役の増田裕生、エージェントPと宿敵の関係にある自称悪の科学者、ハインツ・ドゥーフェンシュマーツ博士役の多田野曜平を直撃した。

――最終アフレコ、お疲れ様でした。

【宮田】終わった実感は…まだないですね。彼らの夏休みは終わらないものだと思っていたので、信じられない気持ちです。来月になればまた台本をいただけるんじゃないかと思っているくらい、実感が湧かないです。

【増田】僕は感慨深いですね、非常に。7年半前に出演が決まった時、『フィニアスとファーブ』という作品のファーブ役だよ、と言われ、タイトルになるくらいのキャラクターだから頑張ろうと意気込んで台本を読んだら、容赦なくせりふがなくて(笑)。無口で1、2言しかしゃべらない設定でも、いずれはだんだんしゃべることもあるのかな、と思っていたらきょうまでほとんどせりふがなくて(笑)。無口を貫けたことがむしろ感慨深いです。

【多田野】僕のキャリアの中では一番大きな役でした。45歳の時に始まった作品でしたが、50歳を過ぎて初めてファンレターが来るようになったんですよ。この作品のおかげでファンクラブまでできました。

【宮田&増田】えー!! 本当ですか?

【多田野】本当、本当。それと、去年(14年)、忘れもしない8月8日。謎のカモノグルメ評論家として顔出し出演した特別編成『フィニアスとファーブの35時間テレビ カモノグルメ博覧会』が放送された後、「多田野さん」というワードがトレンド入りしたんですよ。いろんなことを僕に経験させてくれた作品。収録が終わって感無量というか、放心状態ですね。これから、何を楽しみにしていったらいいのか…。定年退職する時ってこんな感じなのかな? 余生をどう生きるか、模索中です(笑)。

【宮田&増田】余生って…(爆笑)、そんなこと言わないでください!

【宮田】でも、多田野さんの気持ちもわかります。僕も声優でデビューして22年になりますが、目標の一つとしてディズニーのキャラクターを演じてみたいというのがあったので、ディズニー作品のフィニアス役には思い入れがあります。徐々に人気が出てきた作品でしたし、純粋にこの作品を面白いと思ってもらい、そこから声優にも興味を持ってもらったり、キャラクターを好きになってもらったり、特別な経験をさせてもらいました。

【増田】皆さん、どんどん本国のオリジナルキャストの声に似てきましたよね。

【宮田】それはうれしいな!

【増田】宮田さんは最初からフィニアスみたいな声でしたけど、多田野さんも。僕の声も…1、2言でしたけど、だんだん寄っていったような気がします(笑)。

――実在の大スター本人(実写)がアニメーションの中にゲストとしてやってきて、フィニアスとファーブの二人とトークショーを繰り広げるユニークなミニ番組『フィニアスとファーブのトークしまショー』や、ほかの作品とのコラボレーションもたびたび話題になりました。

【宮田】『トークしまショー』ではサッカー選手のデビッド・ベッカムさん、グラミー歌手のテイラー・スウィフトさんをはじめとするスーパースターたちと共演させてもらいました。皆さん『フィニアスとファーブ』のことが好きで出て下さっているので、改めてすごい作品だと思います。日本の独自制作で、渡辺直美さん、COWCOWさん、フェンシングの北京五輪銀メダリスト・太田雄貴選手らと共演した時は、日本での作品の浸透ぶりが実感できてうれしかった。

【増田】アニメのキャラクターがスーパースターを招いてトークショーをするアイデアが斬新でびっくりでしたよね。『スター・ウォーズ』やマーベル・ヒーローたちともコラボレーションしましたねぇ。

【多田野】『スター・ウォーズ』とのコラボエピソードが、製作順では1〜3作目の『エピソード4・5・6』の物語に沿っていたので、『フィニアスとファーブ』を楽しむために『スター・ウォーズ』を初めて観たという人もいたと聞きましたよ。それで『スター・ウォーズ』にハマったって(笑)。『スター・ウォーズ』から紹介料をもらいたいくらいですね、あっ、どっちもディズニーか。

【増田】そこ、突っ込もうと思っていました(笑)。

――『フィニアスとファーブ』は完結しますが、定番アニメとして今後も繰り返し放送されていきます。バラエティーショップでは、メインキャラクターのフィニアスとファーブだけでなく、ペットのカモノハシの“ペリー”はグッズも人気があり、これからますますファンが増えそうですね。

【宮田】キャラクターデザイン的な魅力もありますし、緻密に構成されたストーリー、センスのいい音楽、小気味良い展開を観て笑っていただけたらと思います。

【増田】いずれのキャラクターも超個性的なので、彼らを観ているだけで面白いと思いますよ。それと、日本語吹き替え版のアフレコ現場は7年前からきょうまでずっと、キャストのチームワークも良く、皆、同じように高い意識を持ってキャラクターに命を吹き込んできたので、そういうことも含めて作品の良さが多くの方に伝わるといいなと思います。

【多田野】『アナと雪の女王』が日本でも大ヒットしましたが、『フィニアスとファーブ』には“レリゴー(「Let it go」)”に負けない名曲がたくさんあります。ディズニーにはヴィランズ(悪役)ファンも多いと思いますが、僕が演じたドゥーフェンシュマーツ博士はおすすめです。

 13日の特別編成「フィニアスとファーブ カモノラブ・パーティー」(前10:00〜後9: 25)は、二人の10年後を描く「もう子供じゃいられない」、これまでの集大成となる1時間の特別エピソード「フィニアスとファーブ/夏休み最後の日」の2作の日本初放送に加え、ファンが選んだお気に入りエピソードの結果発表、視聴者から寄せられた手作りグッズの紹介など、“カモノラブ”満載のラインナップとなっている。

■特別編成「フィニアスとファーブ カモノラブ・パーティー」詳細
https://secured.disney.co.jp/tv/dc/campaign/kamonolove_party.html



関連写真

  • ディズニー・チャンネルで放送中のアニメシリーズ『フィニアスとファーブ』メインキャスト(左から)増田裕生、多田野曜平、宮田幸季 (C)ORICON NewS inc.
  • ファイナルエピソード「フィニアスとファーブ/夏休み最後の日」(C)Disney
  • 二人の10年後を描く新作「もう子供じゃいられない」(C)Disney
  • 6月13日は特別編成「フィニアスとファーブ カモノラブ・パーティー」を放送。二人の10年後を描く新作「もう子供じゃいられない」(C)Disney
  • 6月13日は特別編成「フィニアスとファーブ カモノラブ・パーティー」を放送。二人の10年後を描く新作「もう子供じゃいられない」(C)Disney

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