今年創業40周年を迎えたコンビニ大手のローソンが2日、周年記念事業として「本気でおいしい、プロジェクト」をスタートした。同日よりスタートしたテレビCMには、同社の玉塚元一社長が自ら出演し、“おいしい”にこだわる力強いメッセージを発信。素材と製法にこだわった高価格帯の弁当をメインにする、プレミアム商品の販売を開始した。競争の激しいコンビニ業界のなかでのローソンの新たな一手にはどのような狙いがあるのだろうか。 同社では、顧客への感謝を込める「40周年創業祭」を6月いっぱい開催することを先に発表していたが、2日より同プロジェクトの第1弾がスタートした。そのメインになるのが、高級食材を使用した高価格帯の弁当。「直火焼黒豚重」(590円)「気仙沼産 フカヒレあんかけ炒飯」(680円)「国産メロン盛りだくさん ロールケーキ」(350円)などが数量・期間限定で販売される。その価格を定番商品と比較すると、使用する具材が増えているためだが、ロールケーキは倍以上(プレミアム ロールケーキ/154円)。弁当も通常の商品より割高感がある(※価格はすべて税込)。
2015/06/03