先月10日に亡くなった俳優の高倉健さん(享年83)が出演した映画『ブラック・レイン』(1989年)の監督を務めたリドリー・スコット氏が、現地時間3日に英ロンドンで開催された監督最新作『エクソダス:神と王』のワールドプレミアに出席。高倉さんとクリスマスカードを送り合うなど、毎年連絡を取り合っていた仲だったスコット氏は、「彼はいつも協力的で、そして周りに気を配る人だった」といい、故人との思い出を明かした。 『ブラック・レイン』は、米俳優マイケル・ダグラス演じるニューヨークの刑事が日本でヤクザと対峙するクライム・アクション巨編。高倉さんほか、若山富三郎さんら日本映画を代表する俳優たちの出演でも話題となった。89年11月に他界した松田優作さんの遺作でもある。
2014/12/05