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小室哲哉、マウスのクリック音で楽曲制作〜元スケボーキングのSHIGEOとコラボ

 音楽プロデューサーの小室哲哉と元スケボーキングのSHIGEOが、約100台のコンピュータ用のマウスのクリック音を使用し、新曲制作したことが30日、わかった。同曲は、「GOOD CLICK CREATES GOOD MUSIC!」をかけ声に、違法ダウンロードの防止を目的とした「STOP!違法ダウンロード」のプロジェクトの為に小室が書き下ろした。この2人がライブ演奏しているミュージックビデオ(MV)が、5月1日よりYouTubeで公開される。

約100台のコンピュータ用マウス使用した楽曲制作の様子(左から小室哲哉、元スケボーキングのSHIGEO)

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 STOP!違法ダウンロード広報委員会の構成団体である日本レコード協会の調査結果によると、2013年9月時点で違法にダウンロードされた音楽ファイルや動画ファイルの推計数(年間)が、29.3億ファイルという結果となった。違法ダウンロードの増加により、音楽の権利者や制作者に利益が還元されなくなり、音楽制作に投じることのできるコストが大幅に減少し、音楽制作に大きな影響を及ぼしている。今回、この現状をより多くの人に伝える為に、同曲のMVがYouTubeで公開されることとなった。

 同MVでは、1秒に約100回の違法なクリック(ダウンロード)をされている現状を訴え、「正しいクリックがされるほど、ミュージシャンが素晴らしい音楽を創る環境が豊かになります。いいクリックは素晴らしい音楽を奏でる」という強いメッセージが込められている。円形に組まれたセットで小室とSHIGEOがキーボードを弾くかのようにマウスをクリックし、実際に音を奏でる様子をライブ演奏形式で公開。2人の息のあった“マウス演奏”を目の当たりにすることで、楽曲制作と違法ダウンロードをより深く考えさせる映像となっている。また、マウスを1つひとつセッティングし、コンピュータで音を打ち込む様子など、普段あまり目にすることのない制作現場も見ることができる。

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  • 約100台のコンピュータ用マウス使用した楽曲制作の様子(左から小室哲哉、元スケボーキングのSHIGEO)
  • 左から小室哲哉、元スケボーキングのSHIGEO
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  • 左から元スケボーキングのSHIGEO、小室哲哉
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  • 約100台のコンピュータ用マウス使用した楽曲制作の様子
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