『第60回菊池寛賞』授賞式が7日、都内で行われ女子レスリング選手の伊調馨(28)らが出席した。文芸・映画・スポーツなどさまざまな文化で業績をあげた個人や団体を表彰する同賞を受賞し、伊調は「オリンピックでは、みなさんからいただいた暖かい声援のおかげでレスリングを楽しむことができました」と感謝を口にした。また、当日の式を欠席した俳優の高倉健(81)は代理人を通じて「思いがけない受賞で驚いています。非常に光栄です。ありがとうございます」とコメントを寄せた。 伊調と吉田沙保里(30)は共に、ロンドン五輪の女子レスリングで金メダルを獲得し、日本人女子として初の五輪三連覇を成し遂げた偉業を讃えられ受賞。この日、会場に来られなかった吉田はビデオレターで、「前の日には緊張して寝れなかったのですが、みなさんの声援を力に頑張ることができました。これからまた次の目標に向かってがんばって行くので、また応援よろしくお願いします」と笑顔で五輪を振り返った。
2012/12/07