歌手・松山千春の自叙伝舞台『旅立ち―足寄より―』の主演・千春役オーディション最終審査が3日、都内で行われ、俳優・三浦友和と元歌手で妻の百恵さんの長男で現在活動休止中のPeaky SALTのボーカル・三浦祐太朗がグランプリを獲得し、主演の千春役に決定した。“平成の松山千春”として俳優デビューが決まった三浦は今回の演技審査が人生初の演技で、「こんな緊張感はかなり久しぶり。率直にうれしい」と笑顔。オーディションの参加自体両親や俳優で弟の三浦貴大には秘密にしていたといい、「おめでとうって言ってくれると思います」と喜んだ。 松山のデビュー35年目にあわせ、文化通信社が創立60周年記念事業として自伝的小説『足寄より』を7月30日〜8月3日まで赤坂・草月ホールで舞台化。自叙伝はデビュー30年のタイミングで映画化もされている。今回は主演の千春役を全国から一般公募してデビュー35年目にあたる1月25日に締め切り、プロ・アマ問わず823人の応募者が集まった。
2012/03/03