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AKB新曲MVは34分超“ワケあり”衝撃作 杉田成道監督が描く人間ドラマ

 人気アイドルグループ・AKB48がバンド演奏に初挑戦した新曲「GIVE ME FIVE!」(2月15日発売)のミュージックビデオが27日、初公開された。名作ドラマ『北の国から』シリーズの杉田成道監督が初めて手がけたMVは、AKB史上最長となる34分超えの長編ドラマ仕立て。前田敦子大島優子高橋みなみ柏木由紀の4人が“ワケあり”の定時制高生を演じ、親の離婚、借金返済、いじめのトラウマなどに苦悩、葛藤する人間ドラマを描いた。

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 舞台は定時制高校。両親が離婚、離ればなれに暮らす弟を思いながら、昼は酒浸りの父親に代わってバイトに勤しむ尾形敦子(前田)、いじめられていた過去のトラウマに苦しむ小林由紀(柏木)、ケンカっ早く何事も長続きしない市川みなみ(高橋)、親の借金を返済するため年齢を偽って風俗店で働く大沢優子(大島)――世間にも自分にも嫌気がさしていたある日、担任教師マムシ(陣内孝則)にバンドを勧められ、軽音楽部に入部。クラスメイトと共にガールズバンド「Baby Blossom」を結成する。自分たちの居場所を見つけ、困難に立ち向かっていくことに喜びを見いだした彼女たちは、それぞれの思いを抱えながら卒業式を迎える。

 本作の選抜メンバーは、昨年8月28日に行われたイベント終了後「半年後のシングルでバンドに挑戦する」ことを初めて伝えられ、個人レッスンをスタート。13人の楽器担当者のうち経験者は、高校時代にバンドでベースを担当していた大島、中学時代に吹奏楽部だった指原莉乃、トランペットをかじった程度という松井玲奈の3人のみ。楽器の持ち方、弦の押さえ方などを一から学び、収録や撮影、握手会の休憩時間に練習を重ねてきた。

 昨年11月中旬に埼玉県内の高校で行われたMV撮影では、厳しい演技指導に定評のある杉田監督が「驚かされたのは彼女たちのドラマセンスの良さ。飲み込みが早く、身体のキレもよく、確かな青春ドラマになりました」と称賛。「特にバンドの場面では、短い時間の中で演奏の完成度を見せたのは驚嘆すべきものがありました。心に響く青春群像になったのではないかと思います」と太鼓判を押した。

 今月22日には、ライブイベントのアンコールで生演奏を初披露。2000人のファンを前に“ライブデビュー”したメンバーは、新人のように目を輝かせた。キングレコードの担当ディレクターは「1月に入ってからはできる限り多くのメンバーでセッションし、“みんなで合わせる”ことに集中して練習してきた」と説明し、「特にすごいのは柏木。最初のレッスンの2時間で基本リズムが叩けるようになり、演奏時にも楽器隊が“走らない”よう、確実にテンポを刻めていた」と舌を巻いた。

 ストーリーさながら「困難」に立ち向かい、乗り越えることに喜びを覚えたメンバーは、さらなる進化を見せてくれそうだ。MVとメイキングは、シングルCDの付属DVDに収録される。



関連写真

  • AKB48がバンド演奏する新曲「GIVE ME FIVE!」MVより
  • 担任の国語教師・マムシ(陣内孝則)の勧めでバンドを結成する
  • ラーメン屋で働きながら定時制高校に通う尾形敦子役を演じる前田敦子
  • 親の借金返済のため年齢を偽ってキャバクラで働く大沢優子役の大島優子は涙の熱演
  • いじめられていた過去にトラウマを持つ小林由紀役を演じる柏木由紀
  • ケンカっ早く何事も長続きしない市川みなみ役を演じる高橋みなみ
  • 卒業式の日、晴れの舞台に立ったメンバーは会心のハイタッチを交わす
  • 本作で自身初のMVを手がけた杉田成道監督

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