歌手の長渕剛が20日、アーティストとして初めて防衛省から特別感謝状を贈呈された。東京・新宿区の自衛隊市ヶ谷駐屯地で行われた授与式で長渕は、8年ぶりに出場する『NHK紅白歌合戦』で歌唱する鎮魂歌「ひとつ」を初お披露目。「隊員みんなの活動、まなざし、人間の力、それが僕の希望で誇り。豊かな日本を作っていこう! 来年も一緒に復興に立ち向かおう!」と、日の丸を背に拳を高く突き上げた。 今年4月16日に東日本大震災の救難拠点だった宮城・石巻総合公園を訪れて隊員を激励したほか、航空自衛隊松島基地で約1500人の隊員を前に激励ライブを行った支援活動が評価され、長渕に一川保夫防衛相から特別感謝状が贈られた。