ORICON STYLE

2011年01月26日
ずっと夢だったソロデビュー

 AKB48メンバー初のソロデビューは、板野友美!
 昨年12月に東京・味の素スタジアムで行われたイベントで発表された際には、「今はプレッシャーだけど、ソロデビューは夢だったのでチャンスを生かせるようにがんばります!」と抱負を述べていた。ソロデビューは、ずっと彼女の夢だった。


 板野は、2005年、14才でAKB48オープニングメンバー・オーディションに合格して以来、「Beginner」までのすべてのシングルに選抜入りを果たしている、いわばAKB48の中心メンバーのひとり。2008年にモデルデビューしてからは男性のみでなく、女性からの支持がグンと増えたし、2010年のAKB48大ブレイクとともに、板野個人の人気も急上昇したことは間違いない。初のソロCM(イトーヨーカドー)も、その証拠!


 それにしても14才から19才って、少女から大人の女性へともっとも大きく変わってゆく時期。板野はそのなかでも、もっとも美しく成長した女性のひとりだと思う。初期の写真やミュージックビデオを見ると、本当にあどけなくて無邪気な女の子!それが今では、男も女も恋をしてしまうほどの、かわいい女性へと変身。女性誌やファッション誌から引っ張りだこで、板野よりも年上の20代以上の女性からも憧れられる存在に。


 板野の魅力はというと、ちょっとギャルっぽくてセクシーなところ。見た目はスウィートだが、その一方で言動はドライだったりする。“クールでありたい”と自身でテーマにしているが、たまに素が出て女の子らしいリアクションをしてしまうところがまた微笑ましくもある。

成長を遂げた自身の姿を歌う

 デビュー曲「Dear J」は、そんな奇跡の成長を遂げた板野友美自身を歌っているのだと思う。14才のときから校長先生のように見守り続けてきたプロデューサーの秋元康が、板野に捧げた歌詞であり、それはすべてのファンのキモチを代弁しているといってもいいだろう。


 もっと視野を広げると、美しく変貌してゆくすべての女性への讃歌。だって、「Dear J」のJは、女性のJ。……とも捉えられる。もしかしてJAPANESE WOMANのJかもしれないし……。まぁ、ここはそれぞれの自由な解釈でお楽しみいただけたらと思う。


 秋元康のコンセプトは、“板野が聴きたいと思う音楽”だった。「Dear J」は、クラブミュージックを取り入れたアップテンポなダンスチューン。


 カップリング曲「TUNNEL」(Type-A)はポップなミドルナンバー。「Stay by my side」(Type-B)は、ピアノが印象的なミディアムスロー。「Thank you」(Type-C)は、切なさが光るR&Bテイスト。


 板野が聴きたい音楽=自分の好きな音楽だと思うし、傍から見ても、どれも板野っぽいし、それぞれの曲で彼女の魅力を引き出すポイントが違っている。「Dear J」は歌声の甘さはもちろん、フワフワのカッコいい衣装といい、ダンサーを従えてのクールなダンスといい、板野友美のイメージそのものだろう。「TUNNEL」は、恋愛にたとえた生きることへの応援ソングであり、「Stay by my side」と「Thank you」は、ちまたのガールズポップと肩を並べるラブソング。


 板野の登場で2011年のJポップシーンもまた波乱となるだろう。生まれたばかりのソロアーティスト・板野友美の成長を、これからは見守っていきたい。

(文:三沢千晶)
RELEASE
Dear J【Type-A】

Dear J【Type-A】
板野友美
発売日:2011/01/26[シングル] 価格:\1,600(税込)
キングレコード 品番:KIZM-75/6
CDを購入する(Amazon) このCDについて語ろう

Dear J【Type-B】

Dear J【Type-B】
板野友美
発売日:2011/01/26[シングル] 価格:\1,600(税込)
キングレコード 品番:KIZM-77/8
CDを購入する(Amazon) 着うた(R)配信

Dear J【Type-B】

Dear J【Type-C】
板野友美
発売日:2011/01/26[シングル] 価格:\1,600(税込)
キングレコード 品番:KIZM-79/80
CDを購入する(Amazon)

PROFILE

1991年7月3日生まれ、神奈川県出身。A型。 AKB48の初期メンバーで、愛称は“ともちん”。モデルとして活動するほか、ギャル風のキャラクター・ギャルちんa.k.a.板野友美としてもCDをリリース。2009年には、AKB48内のアイドルユニット・ナットウエンジェルを結成。
2011年1月26日、シングル「Dear J」をリリースし、ソロデビュー。


ARTIST PAGE ARTIST COMMUNITY OFFICIAL SITE
過去のAKB48特集&インタビュー
PLAYPLAY