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T.M.Revolution×水樹奈々『最強コンビによる夢のコラボが実現!』

共に唯一無二の存在感を放つビックコラボがテレビアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』(MBS・TBS系)オープニングテーマの「Preserved Roses」で実現。パワフルな2つの歌声がせめぎ合い、スパークする大迫力に圧倒されること必至です!

水樹奈々さんのディレクションをできるなんて貴重な機会(西川)

――夢のコラボが実現したいきさつを!
西川貴教『革命機ヴァルヴレイヴ』のオープニングテーマが決まるなかで、今までやってそうでやっていなかったことをやりたいねって話になって。そこからスタートして実現した企画なんですよ。
水樹奈々まさか西川さんとコラボさせていただけるなんて、嬉しいと同時に恐縮してしまって。ライブや番組でご一緒することはあったのですが、ここまでガッツリ組ませていただくのは初めてでものすごく緊張しました。
西川あ、そうなの?全然感じなかった(笑)。僕のスタンスとしては自分のフィールドに迎え入れる気分だったんだけど、水樹さんはびっくりするぐらい1つひとつのことに真摯に向き合ってくれるからやりやすくて。曲自体はとにかく突き抜け感のあるものをイメージして作ったんですけど、そのなかでいい意味で2人の拮抗する感じを出せたっていう印象ですね。

――拮抗というかもはやバトルのような激しい掛け合いで、ものすごい爽快感でした(笑)。
西川どちらも一歩も引かない。攻めるだけでディフェンスがないからね(笑)。
水樹レコーディングは西川さんが先だったんですが、その力強い声に導かれて魂が燃え上がっていく感じでした(笑)。でも最初は私まで頭から押せ押せでいってしまうとぶつかってしまうのではと思って、少し抑えて徐々にエンジンをかけていくという構成で歌ったんです。すると、西川さんが遠慮することなくガンガン出して欲しいってアドバイスをくださって。“では、思いっきりいかせていただきます!”ということで、攻防戦のような形になりました(笑)。
西川水樹さんは声優もやっているから、瞬間瞬間の反射神経みたいなものが素晴らしいんですよ。オケのバランスとか言葉の抑揚とか感情のコントロールを瞬時に判断しながら自然にできちゃう。だから全部解放しても大丈夫だろうなって安心していたんですよね。
水樹いえ、西川さんが歌入れに立ち会ってくださったことが大きかったです。
西川人の歌入れを見られる貴重な機会だからね。水樹奈々のディレクションをできるなんて普通はないでしょ(笑)。

テレビ収録で初めて歌い、ひとりのとき以上に緊張しました(水樹)

――もう2人で一緒に歌いました?
水樹ついこの間、テレビ収録で初めて歌いました。でも、ひとりのとき以上に緊張しました。
西川僕も怖くてパニックだった。
水樹そんな風には見えませんでした!
西川いやもう、テンパり過ぎて自分の歌メロ忘れたから(笑)。何ていうのかな、お互いひとりで舞台に立ってきてるから手のかざし方や視線の持っていき方まで、はなから“誰もいない前提”で進めているわけですよ。そんな同じマインドの者同士が並んじゃうと、“えー、ボクはこうだけどあなたも??”みたいな。すごい状況になるっていう(笑)。

――ライオンとトラが一緒になったような。
西川そうそう、本来同じフィールドにいない2人が並んじゃった感じ。
水樹だから最初は相手の動きが読めなくて。私が手を伸ばしたときに、西川さんをチラ見したら手を出していなくて…。あ、出過ぎましたゴメンナサイ…って、スススっと引いてみたり(笑)。
西川サビ頭は目が合うかなって横を向いたら、見てないし!とかね(笑)。リハーサルはそんな感じでちぐはぐだったんだけど、本番になると合っていたから面白いなぁって思ったし、とりあえず安堵感が強かった。
水樹思わず握手しちゃいましたよね(笑)。

――コラボをしてみて、お互いの印象は変わりましたか?
水樹私は基本的に変わらないです。歌うときの圧倒的な存在感とパフォーマンス、それと相反するギャップのあるトークっていう二面性はそのまま。ただ、ペットのワンちゃんといるときは目尻が下がってメロメロになっちゃうんですよ。初めて見た素顔でした(笑)。
西川水樹さんも犬がお好きなのでレコーディングのときに、「おまえ、がんばって和ませろよ!」ってプレッシャーをかけながら連れて行きました(笑)。僕も水樹さんの印象は変わらないけど、普段は60年代の音楽を聴いているのは意外だった。さすが、ジャンルが広いなぁって。
水樹そんな!ただ好きで聴いているだけなんです(笑)。

――今後、また2人が組む予定は?
水樹今回は西川さんチームに私がお邪魔したので、次の機会があればぜひ水樹チームに来ていただきたいなって。
西川例えるならうちに嫁入りしてもらった感じですからね。次は僕が嫁の実家に行ってあいさつする形を取らなきゃいけないかなと。水樹チームはサポートメンバーやスタッフとか、娘を愛するお父さんがいっぱいいるので恨まれるのを覚悟して行きたいと思います(笑)。
(文:若松正子)

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